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"5万人が称賛する義母の、悪嫁は私だった" 第6話

旦さんは何をやってるの!?』

何百もの見らぬが、義母の巧みな誘導に乗せられ、顔もらない私への私刑を叫んでいた。画面をスクロールする指先が、たく固まる。

「……ここまでやるんだ」

声が、喉の奥でかすれた。

義母は私の求通り、子どもの顔が写った写真は消していた。だが、その代わりに「条理に封じされた劇の祖母」という、さらに過激で、さらに同を引く極のストーリーをネットのに放流したのだ。

フォロワー数は晩で万を突破していた。プロフィール欄には、いつのにかこうき加えられている。

《たくさんの温かいメッセージありがとうございます。お返事は追いつきませんが、すべて涙ながらに拝読しています。孫たちに会えるそのまで、ばあばは諦めません》

さらに、固定されたハイライトには、ネット通販のオーガニックベビー用品のアフィリエイトリンクまで貼られていた。「孫のために私が自費で揃えた肌着です」という嘘のキャプションを添えて。

私の活を切り刻み、私の痛みを燃料にして、義母はインフルエンサー気取りで遣い稼ぎまで始めていたのだ。

全の毛穴から、たい汗が噴きす。同に、の芯が恐ろしいほどの静寂に包まれていった。

「お姉ちゃん、丈夫!?」

スピーカーから漏れる奈奈の声には、焦燥が滲んでいた。

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「今すぐ私もアカウント作って、コメント欄で全部ぶちまけてやろうか!? あの女がでどれだけ嫌言って、お父さんを脅したか、録音も全部晒してやれば発で形勢逆転するよ!」

「ダメ」

私は即座に、く鋭い声で制した。

「えっ……でも、このままだとあんまりだよ!」

「ネットで言い返したら、向こうのう壺よ。沼の嫁姑バトルっていう、番閲覧数が稼げる燃料を自分から投げ込むことになる」

指の爪を掌にい込ませる。

「あのは今、スポットライトを浴びて酔っ払ってる。何万もの見らぬに『あなたは悪くない』って肯定されて、自分が正義の方だと信じ切ってる。そんな相にネットで正論をぶつけても、『悪嫁が乗り込んできた』ってしい被害者劇を作られるだけよ」

画面のの、万件を超えるいいね。それは義母の承認欲求を満たす甘い毒であると同に、現実の活とは何つ関係のない、虚構の数字だ。

見らぬがどれだけ義母を褒めそやそうと、どれだけ私を叩こうと、双子のオムツを替えるのはネットのではない。をした空を病院へ連れてくのも、フォロワーの誰として代わってはくれないのだ。

「戦う所は、ネットじゃない。現実よ」

私はちがり、クローゼットから番きなボストンバッグを引きずりした。

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「奈奈、お願いがあるの。せる?」

「……うん、いつでもける。お父さんにも話してある」

「今から、荷物をまとめる。に、マンションのに来て」

通話を切り、私は無でパッキングを始めた。

双子の母子健康帳、保険証、医療証。のからの精密な体管理ノート。週分の着替え、予備のミルク缶、特殊調乳用の哺乳瓶、消毒液。そして、私自の通帳と実印、与振込座のキャッシュカード。

活を維持するために必な現実の武器だけを、隙なくバッグに詰め込んでいく。

寝のドアが、バタンと荒々しくいた。仕事部からてきた亮太が、ボサボサののまま、血った目で私を睨みつけていた。

「お……何やってんだよ」

リビングに並べられた巨なバッグを見て、夫の顔がサッと変わる。

「実にく準備よ。週、子どもたちと向こうで過ごす」

「はぁ!? お、正気かよ!」

亮太が鳴り声をげ、私の首を掴もうとを伸ばしてきた。私はそれを、最限ののこなしでたく払い落とす。

「触らないで」

「お、母さんの投稿見たのか!? 朝から母さんから泣きながら話かかってきたぞ! 『美紀さんに脅された、もうきていけない』ってパニックになってたんだぞ! それなのに実に逃げるだと!? これ以母さんを追い詰める気か!」

母親の嘘に踊らされ、母親の涙を真に受けて、目ので衰しきっている妻を鳴りつける男。

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