"死者と話せる少女…彼女にだけ届く" 第10話
それ以来、ドンジュはずっとその指輪を持っている。
くの者の願いを叶えてきたが、ジュノの願いだけは未だに果たせていない。
そのことがずっと彼女のに引っかかっていた。
そしてドンジュはまだテヒの正体をらない。
彼こそがジュノの兄なのだ。
以、テヒは彼女が遺体を抱いて話す姿を見た。
変わった趣があると誤解した。
彼女が百力の建物に部を借りたとる。
ひどい言葉を浴びせてていけと言った。
ドンジュは通勤に便利なまいが必だったため、仕方なく古いの部を借りた。
その夜、テヒは1で酒をんでいた。
彼女が者と会話できると言ったことをい返す。
これまでの議な言にも、しずつ筋が通る。
もしかして、自分が誤解していたのではないか。
そううと罪悪が湧いてきた。
ちょうどドンジュがのを通りかかる。
テヒはすぐ追いかけ、真相を確かめようとする。
ドンジュはまだ彼が司へ告げするつもりだとった。
腹をてて、仕事をやめると言う。
これでもう2は関わる必がないと告げた。
そう言い残し、背を向けてっていく。
翌朝、テヒは昨夜の自分の言葉をいす。
勢いで言いすぎたと悔する。
その、井から物音が聞こえた。
テヒは追いしたのは言いすぎだったとう。
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彼女へ話をかける。
接客だったドンジュは話を切った。
仕事を終えると、彼がイムチームと話しているのを見つける。
彼女は、自分のことを告げしに来たとった。
せめて最のを守ろうと、落ち込んだまま自分から退職願をす。
部へ帰る途、誰かにつけられていることに気づいた。
話のふりをしてをめる。
角を曲がると、テヒがっていた。
彼は彼氏のふりをして彼女を守った。
彼を見た瞬、ドンジュは泣きそうになった。
昼、テヒは勤務の彼女の父と会っていた。
会話のついでに、それとなく様子を聞きしたのだ。
そのおかげでドンジュの居所が分かった。
ネズミとストーカーが怖くなり、彼女はもうその部に留まれなくなった。
荷物を引きながら端に座り、別の部を探す。
テヒはひどいことを言ったとから謝る。
百力のの部へ戻ってきてほしいと頼んだ。
ドンジュが断ろうとしたその、イムチームからメッセージが届く。
は通り勤するようかれていた。
まだ辞めさせられていないと分かり、彼女は驚いてテヒを見る。
実は今、テヒがチームへ事を説しにっていた。
自分が誤解してドンジュに仕事を辞めたいとわせてしまったと認めたのだ。
彼女が退職願をすことを配し、受理しないでほしいと頼んでいた。
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ちょうどその、バスがやってくる。
テヒは彼女の荷物を持ち、く乗るよう促した。
2は続けてバスへ乗り込む。
まだち位置も定まらないまま、バスが揺れる。
いがけずづいた距に、2とも戸惑い線を逸らした。
恐怖から始まったが、ドンジュはしずつ落ち着いて者を見送れるようになった。
仕事への着もまっていった。
だが、そのある来事が彼女を傷つける。
期、彼女は仕事の度に1もを洗った。
そのがひどい偏見にさらされたからだ。
彼女の仕事はくなったを綺麗な姿で送りすことだ。
ある、の夫婦が訪れ、夫の母親の葬儀を頼んだ。
ドンジュは続きを丁寧に説する。
夫は母を失ったしみから抜けせない。
妻が穏やかに全てを取り仕切っていた。
妻はドンジュの気配りと責任を何度も褒める。
お礼にリストバンドを贈り、弔問客と緒に事まで勧めてくれた。
葬儀で働くを避ける者はなくない。
だからこそ、その気遣いがドンジュには嬉しかった。
彼女は鮮やかなを用した。
嫁から姑への贈り物として渡すよう勧める。
おばあさんはをとてもび、嫁のことを何度も褒めた。
ドンジュはその女性をますます好きになる。
その嫁がドンジュを呼び止めた。
姑はらかな顔で、祭壇も温かい雰囲気だという。
いくら謝してもりないと礼を言った。