"家計を分けた夫と、義家族の食事代72万円" 第19話
結が隣で静かに頷いた。
「お義兄さんの言う通りです」
彼女は申し訳なさそうに私を見た。
「私、私たちが里見さんの料理をあんなにたくさん持っていくたびに、いつもの底から申し訳なかったんです。でも、義母様がそれが当然のことで、里見さんも丈夫だとおっしゃったじゃないですか」
私は彼女に穏やかに言った。
「私も、本当に丈夫でした。私たちの予算が『共同』のはね」
私は再び良子さんを見た。
「今、予算が分されたから、がのルールが変わったんです」
良子さんは、唇をくなるほどきつく結んだまま沈黙した。
そうして、耐えきれなくなったように突然ちがり、自分のバッグを掴んだ。
「私たちは帰るよ。みんなこう」
と結もちがり、子供たちをまとめて着を着せた。
玄関のドアので、が弟に向き直った。
「健、よく考えてみろ。里見は悪くない。このすべての馬鹿げたことを始めたのは、おだ」
ドアがい音をてて閉まった。
健はリビングの真んにったまま、みすぼらしい事の残骸と、汚れた皿、そして閉じたドアを呆然と見つめていた。
そうして、彼はゆっくりと私を見た。
私はソファに戻り、しおりを挟んでおいたページをいて、再び説を読み始めた。
「里見」
彼は力ない声で呼んだ。
「うん?」
「もう、本当にやめにできないか。
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以のように全部戻そう」
私は本から目をさずに答えた。
「健さん、まだたった3しか経ってないわ。あなたが直接提案した別々のおの管理、3でくも諦めるの?」
彼は首を振った。
「諦めるんじゃない。ただ、これが違っていると悟っただけだよ」
私は顔をげた。
「具体に、何が違っているの?」
彼は振りを交えて必に言った。
「このすべてのことだよ。各自ご飯べて、各自料理すること。俺たち族じゃないか。緒にしなきゃ」
私はややかに尋ねた。
「なら、どうして別々のおの管理を提案したの?」
健は沈黙した。
「あなたは、元妻に財産を全部持っていかれた同僚の田さんの話を聞いたでしょう。そして、別々のおの管理のアイデアを投げかけたあなたのお母さんの話を聞いたでしょう」
私は核を突いた。
「だから、私があなたを利用していて、あなたのおを勝に使っていると考えたのよ。私の言うこと、ってる?」
健はうなだれた。
「必ずしもそうじゃないけど……正確には、そうだ」
私はため息をついた。
「あなたは、別々のおの管理が、あなたに『統制権』を与えるとったのよ。私が私のおだけ使って、あなたがあなたのおだけ使えば、みんなが満するだろうと」
私は厳しく彼を非難した。
「でもあなたは、別々のおの管理が『各自の活』をするってことは考えなかったのね。
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すべての面で、各自責任を持つこと」
健はソファに崩れ落ちるように座り、両に顔をく埋めた。
「俺が、バカだった」
私はたく同した。
「うん。バカだったわね」
彼は顔をげ、希望に満ちた目で私を見げた。
「でも、正すことはできる。許してくれるのか?」
私は首を横に振った。
「許しについて話すのは、まだいわ。まず、あなたが具体に何をしたのか、ちゃんと理解しなきゃ」
私は本を置いてちがり、斎へった。
ノートパソコンを持って戻り、健の横に座って、私が作っていた支内訳ファイルをいた。
「見て。これが過1の私たちの支分けよ。すべての項目別に、レシートと証資料まで全部あるわ」
健は画面の数字を見て、彼の目はどんどんきくなっていった。
「あなたの族のための、週末の事代。1に72万円」
私は画面を指差した。
「これは純粋な料品費用よ。私の労働、気代、代は含まれていないわ」
健は震える声で言った。
「お、俺、らなかったよ」
私はスクロールした。
「私たち2のための普段の料品費、1に72万円。費に24万円。各自12万円ずつ。用品、被費に32万円。両の親戚へのプレゼント25万円」
私は項目を1つずつ丁寧に彼に見せてあげた。
健は完全に青ざめて、沈黙した。
「結論として、私の50万円から、族のための支としてほとんど全部ていって、残るのは34万円程度よ」
彼は絶句した。