"「私はいつ休めるの?」に夫は「家にいるだろ」と返した" 第2話
02:40 抱っこ・寝かしつけ(ベッドに置くとギャン泣き、スクワット20分)
03:50 授乳(ミルク80ml調乳・消毒)
05:10 オムツ替え/抱っこ
06:00 起/夫の朝準備(トースト、目玉焼き、コーヒー)/ワイシャツし
06:40 夫起「夜泣き声で全然眠れなかった」と愚痴を言われる
07:15 夫見送り/悠斗朝寝ぐずり(バランスボールで揺らす)
08:00 洗濯1回目(吐き戻しタオル・ガーゼ・シーツ)/回しているに授乳
08:45 洗濯干し(抱っこ紐に入れたまま)
09:30 自分の朝(え切ったトーストのをちい)
10:15 予防接種の予約話(児科の枠確認・母子帳アプリ記入)
11:00 オムツ替え/スキンケア(保湿剤塗布)/絵本読み聞かせ
11:45 昼のうどんを茹でる/べたところで悠斗覚・断
13:00 めて伸びきったうどんを流し込む
13:30 所のドラッグストアへ買いし(オムツ・おしりふき・ベビーソープ)
14:45 帰宅/洗い・うがい/除菌/買ったもののストック補充
15:15 授乳/オムツ替え
16:00 洗濯物取り込み・畳み(の分と赤ちゃんの分を仕分け)
16:45 夕のごしらえ(野菜刻み、肉の解凍)
17:30 夕方の黄昏泣き対応(部を歩き回る)
18:30 沐浴(ワンオペ・自分のを脱ぐ暇なく汗だく)
19:00 授乳/寝かしつけ
19:25 夫帰宅
画面をスクロールしながら、胸の奥がひりひりと痛んだ。
ひとつひとつの作業は、誰にでもできる単純なことばかりだ。 オムツを替える。湯を沸かす。
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洗濯を回す。 けれど、これらはすべて「断」を提としてしている。
何かを始めようとすると泣かれ、抱きげ、あやし、置けばまた泣かれ、断されたタスクが部に散らばっていく。 ののメモリは、常に「次はあれをして、これの庫を確認して、何になったら病院に話して」という見えないチェックリストで埋め尽くされている。
名もなき事。 名もなき育児。
「にいる」というのは、この無数のタスクの濁流に、きりで溺れかけている状態のことだった。
それを、あのは「休んでいる」と言ったのだ。
スマートフォンを胸のに引き寄せ、井を見つめた。 暗の、空気清浄の規則正しいファンの音だけがく響いている。
私は、育休を取っている。 会社では営業事務として、何もの営業マンのスケジュールを管理し、見積を捌き、イレギュラーなトラブルを先回りして潰してきた。段取りを組むことには自信があった。 それなのに、のでは、自分がまるで無能な怠け者のように扱われている。
涙はなかった。 ただ、臓の奥が、たく固くなっていくのをじていた。
週がけた曜の夜、悠斗が珍しくく眠りについたタイミングで、私はスマートフォンの画面を夫のに差しした。
夕の豚の姜焼きをべ終え、爪楊枝をくわえてテレビを見ていた夫は、目のに突きつけられた画面を怪訝そうに見つめた。
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「……何これ」
「私が、何をしてるかいたの」
を交えず、できるだけ仕事の報告のような平坦な声を作った。 責めてるような調になれば、夫が即座にを塞ぐことは目に見えていたからだ。
「曜に、ずっとにいるだろって言われたでしょう。私、遊んでるわけじゃないの。、細切れにを奪われて、自分の志で座れる配分がほとんどないの。それだけは分かってほしくて」
夫は画面を、秒だけスクロールした。 けれど、その線は文字の表面を滑っているだけだった。すぐに鬱陶しそうに顔をげ、眉にい溝を作った。
「……で? 何が言いたいの?」
「え?」
「だから、俺にどうしろってわけ? 俺に会社辞めて事やれって言ってんの?」
極端な防反応だった。 図を指されたが、攻撃に転じるの典型な調。
「そんなこと言ってないでしょ。ただ、理解してほしいの。私が何と戦ってるか。そので、平の夜、しだけでいいから固定で担当を持ってほしいの」
「言われなきゃ分かんねえよ」
夫は腕を組み、背もたれにく寄りかかった。
「おさ、いつもそうやってで溜め込んで、急に爆発するだろ。男は察するの無理なんだからさ。やってほしいことがあるなら、その都度『あれやって』『これやって』って指示してくれればいいじゃん。
言われればやるよ、俺だって」