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"離婚1時間でカード5枚停止、義母の豪邸宴会が一変" 第11話

親戚のの嘘

宴会が始まってほどたつと、広の空気がしずつ変わり始めた。価な料理をにして笑っていた親戚たちが、の資話をきっかけに声で相談するようになったのだ。慎吾は登記簿の写しを数に見せ、「このは佐伯の所ではない」と説した。彼の話を聞いた叔母のが、に問いかけた。

「さん、さっき私に百万円貸してほしいって言ったでしょう。を担保にするって、本当なの」

は顔を引きつらせたが、すぐに笑顔を作った。「そんな難しい話、今しなくてもいいじゃない。私たちの仲でしょう」。しかし叔母は席をち、渡しかけていた封筒を鞄へ戻した。そのきを見て、ほかの親戚も財布を閉じた。達也の計画は、豪華な宴会で信用を作るはずが、かえって疑いを広げる結果になっていた。

達也はを廊へ呼びし、い声で責めた。「だからの話はにしろと言っただろ。余計なことをするから面倒になるんだ」。は「あなたがの名義をちゃんとしておかないからよ」と言い返した。の言い争いは、くにいたスタッフにも聞こえるほどきくなった。宮崎は仕事の妨げにならないようスタッフをがらせ、事実関係だけを報告した。

私はその報告を聞きながら、が最初から同じ目でいていたわけではないと気づいた。

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達也はを作るためにを利用しようとしていた。は息子を裕福に見せ、親戚の頂点につことに執着していた。目が違うは、私を追いすだけ都よく協力していたのだ。

方、慎吾はから配られた資料の余に、振込先の座番号が印刷されているのを見つけていた。名義は佐伯達也個ではなく、聞き慣れない事業名だったという。私は川へその事実を伝え、を振り込んだがいないか確認してもらった。幸い、今のところ実際に資した親戚はいなかった。宴会で見せた派な暮らしが、誰かの貯を奪うに疑問を持つが現れたのだ。

川からしい報が届いた。保証会社に提された偽の同の作成者について、が「息子に頼まれて署名をなぞった」と周囲に話していたという。千がその会話を聞いていた。私は千に証言をしないよう川へ頼んだが、彼女は自分から「っていることは話す」と申していた。

「母さん、昔から兄さんのためなら何でもするだったの。私が困っても、兄さんが困っていればそっちを優先した。でも、の名で類を作るところまでくなんてわなかった」

千の声にはりと諦めが混ざっていた。私は、が悪だからすべて説がつくとはわなかった。

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族ので許されてきたさな嘘が、いつのにかきな犯罪の入りになっていたのだろう。私もまた、波をてないために嘘を見過ごしてきただった。

は席に戻ると、何事もなかったように乾杯を提案した。しかし、資の話を聞いていた親戚のにはすでに距ができていた。級な料理をにしても、先ほどのような歓声はがらない。達也は空気を変えようと冗談を言い、麗は笑顔を作ったが、の目は何度も入と計へ向いた。派な宴会の真んで、彼らはしずつ孤し始めていた。

午半、達也はへ何度目かの話をかけた。私の追加カードを再させようとしても、契約者本の承諾がなければ能だと告げられたらしい。彼は「元妻が嫌がらせをしている」とったが、は取りわなかった。次に自分名義のカードを確認すると、使える限度額はっていたよりずっとなかった。

「母さん、もうい酒を頼むな」と達也が言った、は初めてそうな顔をした。それでも親戚のに戻ると、「息子が全部払うから丈夫」と笑った。私はホテルから届いた注文票を見た。追加分を含む請求見込み額は、千百万円にづいていた。

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