"「2階は貸さない」と告げた母と、解約済みの息子夫婦" 第14話
らないはずの予定
その頃、隆之夫婦はしい部探しに追われていた。
隆之から々、い話が来た。
「同じ学区で、11から入れる部が見つかりそうなんだ」
私はした。
「よかったじゃない」
「ただ、今より狭い」
「3で相談して決めなさいね」
「分かってるよ」
美穂さんからは、陽菜の塾について連絡があった。
『週4回のうち、1は庭での学習に変更できないか塾へ相談しています』
私はしほっとした。
2とも、自分たちで考え始めているようだった。
しかし数、陽菜を預かる約束をした、いがけないことを聞いた。
午4過ぎ、陽菜は宿題を終えてお茶をんでいた。
「おばあちゃん、11から2階にお姉さんがむの?」
私は驚いた。
「お父さんから聞いたの?」
陽菜はうなずいた。
「うん。らないがむんだって」
私はし考えた。
「そうね。結さんという学のお姉さんよ」
陽菜は首をかしげた。
「なんで私たちはめないの?」
私は湯のみを置いた。
同士の事を、そのまま学へ話すわけにはいかない。
「おばあちゃんは、今の暮らし方を切にしたいの」
陽菜はし考えた。
「お姉さんとんだら、今の暮らしじゃなくなるよ?」
私はわず笑った。
「そうね。でも、お互いに守りたいことを話しって、緒にめるか考えたの」
陽菜はさらに尋ねた。
「私たちとは話しわなかったの?」
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私は言葉に詰まった。
そして、正直に答えた。
「お父さんたちは、もう決めたでおばあちゃんに教えてくれたの。だから、ちゃんと相談するがなかったのよ」
陽菜はうつむいた。
私は続けた。
「陽菜が悪いわけじゃないからね」
陽菜はさくうなずいた。
私は尋ねた。
「しいお部は、楽しみ?」
陽菜はし考えた。
「机が置けるか配」
「そうなの?」
「今の机、きいから」
私は笑った。
「お父さんたちと、置く所を考えてみたら?」
陽菜はうなずいた。
そのの夕方、迎えに来た隆之へ私は尋ねた。
「陽菜には、学さんのことを話したのね」
隆之はし気まずそうだった。
「うん。隠しても仕方ないから」
私はうなずいた。
「それならいいわ。でも、陽菜が自分たちのせいでめないとわないようにしてね」
隆之は驚いた顔をした。
「そんなことうかな」
私は陽菜の方を見た。
「さっき、どうして私たちはめないのかって聞かれたの」
隆之は黙った。
私は静かに続けた。
「が決めたことの責任を、子供に背負わせないで」
隆之はしばらく考え、うなずいた。
「分かった」
その夜、私は結さんとの取り決めをもう1度読み返した。
台所を使う。
部へのち入り。
来客があるの連絡。
賃の支払い。
困ったの相談先。
暮らしには、っていた以に決めることがある。
族なら自然に分かりえる。
そうっていた私も、し甘かったのかもしれない。