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"「2階は貸さない」と告げた母と、解約済みの息子夫婦" 第8話

「しだけ」のさ

それから1週の曜、隆之から話が来た。

私は教から帰ったところだった。

「母さん、今、話せる?」

「ええ。どうしたの」

隆之は言いづらそうにをいた。

「マンションの解約、取り消せなかった」

私は子へ座った。

「管理会社に相談したのね」

「したよ。でも次の入居者との契約がんでいるから、もう戻せないって」

私は黙って聞いた。

隆之はため息をついた。

「1031までになきゃいけない」

「そう」

「母さん、しのだけでも泊めてもらえないかな」

私は尋ねた。

「しのって、どのくらい?」

隆之はすぐには答えなかった。

「次の部が見つかるまでだよ」

「いつ見つかるか、分からないのよね」

「そんなにくはならないとう」

私は静かに言った。

「それなら、まず具体に何が決まっていて、何が決まっていないのか教えて」

隆之はし苛った声をした。

「親子なのに、そこまで細かくしなきゃいけないのか」

「必だとうわ」

「母さんの2階、誰も使ってないだろ」

私は答えた。

「使っていないからといって、誰かが自由に決めていいわけじゃないの」

隆之は黙った。

私は続けた。

「あなたたちがんだ、陽菜の学はどうするの。事は誰がするの。私が病気になったはどうするの。逆にあなたたちが忙しいは、誰が陽菜の迎えにくの」

「それはんでから決めれば」

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「私は、先に決めることだとう」

話の向こうから、何か物をかす音がした。

やがて隆之が言った。

「美穂は、来から正社員に戻りたいんだよ」

私は初めて聞く話だった。

「そうなの」

「今の勤務だと、なかなか貯できない。陽菜の教育費だってかかる」

私はうなずいた。

「働き方を変えるのは、美穂さんの事な希望ね」

「だったら協力してくれよ」

「協力しないとは言っていないわ」

私は言葉を選んだ。

「でも、美穂さんが正社員に戻るために、私が毎陽菜を迎えにくことを当然にしないでほしいの」

隆之はく息を吐いた。

「母さん、昔はもっと頼りやすかったのに」

私はししくなった。

「頼ってくれるのはうれしいわ。でも、断れない相だとわれるのは困るの」

話は静かになった。

最に隆之は言った。

「、仕事の帰りにく。部の資料を持っていくから」

私は答えた。

「分かったわ」

話を切ってから、私はしばらく座っていた。

息子の困った声を聞くと、今でも助けたくなる。

さな頃、をして泣いていた顔をいす。

けれど、隆之はもう45歳だ。

美穂さんと相談して決めるべきことがある。

私がすべてを引き受ければ、本たちはその相談をしないままになるかもしれない。

私はチラシを取りした。

学とのまいの相談。

すぐに実現するかは分からない。

それでも、自分のこれからを考えるため、話をかけてみることにした。

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