"売上150倍の料理長を追い出し、客が7割消えた" 第23話
僕は言葉を失った。
「え、そ、それは」
はさらに言葉を続けた。
「いや、逆に良かったじゃん。良かった。どこが?俺はちゃんとキャンセル料支払う優良客だけど、普通逃げる客はいわけよ。国龍グループにいたなら分かるだろう」
僕は反論できなかった。
「そうそうですね。それは」
は説教じみた調になった。
「これからこういうことってめっちゃあるとうんよ。だからその対策を考えな、勉になったじゃん。だから言っただろう。独いって俺の言う通りになっちゃったじゃん。ま、過ぎたことは言っても仕方ない。これからもっと頑張ろうぜ。俺もいしたらちゃんと応援するからさ。じゃおん」
は方に話を切った。
僕は途方に暮れた。
確かに銭な損はしてないかもしれないけど、これ、これどうすればいいんだ?
その、のに台の級が止まった。
から美しい女性がりてきた。
僕は目を丸くした。
「なんだあの美は?え、なんかの撮?」
女性はまっすぐ僕のに向かって歩いてきた。
僕は慌てて構えた。
女性はの扉をけた。
「君、久しぶり。邪魔するぞ」
僕は驚いて声をげた。
「あ、華専務」
華は微笑んだ。
「なんでここに。ちゃん、はまだしてないよね」
僕はしどろもどろになった。
「あ、はい。これからどうしようかなって考えていたところで。
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でも100分」
華はキッパリと言った。
「問題ありません。弟が迷惑をかけて申し訳ない。絶対許さない。トラブルバスターだ。料理は私たちがいただく」
華のろからぞろぞろとスーツ姿の男女が入ってきた。
「接待があるから移してたらさ、ちゃんのお見つけて。通る偶然ですね」
僕は慌ててをげた。
「申し訳ありません。が違うようです」
華は笑顔で言った。
「よいのだ。たまには回りをしたい気分なのだ。たまには」
の社員が周囲を見渡して言った。
「あ、あれ?最独したちゃんのだよ。今貸し切りだってさ」
もうの社員も同調した。
「そう。彼も頑張って。はあ。本当に素らしい偶然でしたね、華専務」
華はし自然に線をそらした。
「そ、そう。偶然。たまたま通りかかったらこんなことになっていたんだ」
僕は戸惑いながら言った。
「料理召しがっていただけるのはありがたいですけど、向こうのおも予約されているんじゃ」
華は真剣な顔で答えた。
「ああ、それは配しなくていいよ。そっちのおは」
社員のがスマートフォンを見ながら報告した。
「変です。部たちはキャンセルしたおの方に向かったそうです」
華はため息をついた。
「なんだって。ああ、なるほど。幸い料理も用されているし、取引先は私たちといる。
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だから当初の予定通りここで料理をいただいてもいいだろうか?」
僕はくお辞儀をした。
「あ、もちろんです。居酒のにようこそ。皆様どうぞお入りください」
みんなのおかげで接待は成功。これで全てが丸く収まったとったのだが。
数、の扉が乱暴にいた。
が息を切らしてっていた。
「遅れました」
僕は驚いて尋ねた。
「え?どうしたんですか?キャンセルしたんじゃ」
は苛たしげに言った。
「今は切な接待なんだ。お客様がいなかったらないじゃんか」
華が静かに歩み寄った。
「ほはあ。部、今更何をしに来たのだ?」
は華を睨んだ。
「姉さんひどいじゃないですか。なんで俺抜きで会始まってるんですか?おかしいでしょ」
華はややかに言った。
「公ので姉さんと呼ぶのはやめろとから忠告したはずだが。それに何もおかしくなくね?だってこっち貸し切りにしてもらってたんでしょ。料理用してもらってるし。実際お客様もばれています。何の問題もありません。君、最にてくる締めの噌汁最だな」
は顔を真っ赤にした。
「俺がないところで楽しそうに」
華は鋭く問い詰めた。
「予約していたおはどうしたんですか?」
はし気まずそうに答えた。
「ちゃんと部たちに任せてきたよ。今頃楽しくみいしてるだろうよ」
華は厳しい顔になった。
「さてどういうことだ。今回お主が自分での予約をしたいと言うから任せたのに。