"売上150倍の料理長を追い出し、客が7割消えた" 第3話
社は腕を組んだ。
「やっぱり原因はじゃないか」
夫は言い訳がましく言った。
「というよりって言ってましたね」
社はを仰いだ。
「女性層やファミリー層にもリーチをかけられていたから売も伸びたのに」
夫はパニックになりながら言った。
「余計にわからんて。ってどうやったらるんだ。煮込みか。野菜の切り方か。煮込み増やしたら提供が減ってしまいません。どうせ客来てないし」
社は夫を鋭く睨んだ。
「何を言ってるんだ。自分がしたことを自覚しとるんか、おは」
夫は息をのんだ。
社は静かに言葉を続けた。
「それに私がまだ現にいた頃、売ががった期でもさんは煮込みなどは変えてなかった」
夫は愕然とした顔で呟いた。
「そんな。あのどんなノウハウを持ってたんだ」
数、内の空席はさらに増えていた。
従業員が痛な顔で報告した。
「お客さんれが加速しています。もう止まりません」
夫はをかきむしった。
「うわ、こんなすぐに誰も来ない状況になるなんて」
社はいため息をついた。
「カレーさんはのでも特に激戦ジャンル。度お客さんがれすとその流は止められん」
夫は青ざめた顔で計算を叩いた。
「ちょっと待てよ。じゃあこのおは赤字が続けてる」
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社は厳しい表で答えた。
「150倍になったの貯があるわ。それもこのままではすぐに底をつく。どうしてくれるんですか?夫さんね」
夫は逆切れ気に声を荒げた。
「なんだよ。おたちだってが辞めていく何も言ってなかったじゃないか」
従業員は怯えながら反論した。
「だってそのはまだに勢いもあったし」
社は夫を制止した。
「ほ、そういうことな。仲割れをしてる状況じゃないだろう」
その、材の搬入業者がに入ってきた。
「失礼するぜ。材の搬入者じゃが、この注文数じゃと配送コストの方がくなるんじゃが。正規の注文数を回るもとるし。このままじゃうちも厳しいぞ」
夫はペコペコとをげた。
「せ、すみません。もうし待ってくださいよ。お客さんが流してて」
搬入業者は困った顔をした。
「そう言われてもな」
夫はすがるような目で業者を見た。
「そうだ。ライタさんはのおにも々搬送にかれてますよね。何かお客さんの流れとかりませんか?」
ライタと呼ばれた業者は顎を撫でた。
「そういえば最2ブロック先のスパイスカレーのおが繁盛しておるな」
夫は目を見いた。
「2ブロックってトラバスカレーか。うちのライバルもライバルじゃないか。これまで負けたことなんてなかったのに」
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ライタは頷いた。
「トラバスカレーにさんが入っとってな。わしも今昼休みにったりするか」
夫は絶句した。
「何?がいなくなったうち閑古鳥が鳴き、が入ったライバルが繁盛。これはもう因果関係を否定できないな」
社は夫を鳴りつけた。
「あ、やっぱり原因を作ったのおじゃないか」
夫は顔を覆った。
ライタは肩をすくめた。
「そんじゃわしはの配送もあるからくが、こっちもコストを割き続けるわけにはいかんからな。頼むな」
ライタがった、夫はへたり込んだ。
「このままじゃ今まで取引してきた材のルートさえなくなってしまうぞ」
従業員は泣きそうな顔になった。
「ええ、そんなことになったら今更しい取引先探す余裕なんてないしがなくなる」
夫は声を震わせた。
「どっちにしろまずい状況に変わりないじゃないですか。もうやめてくれ。で、でもが関係してるって言うならそのノウハウさえ再現できたらうちにもまだ勝はあるだろう。あいつ何してたんだ?何か見たとかないか?」
従業員は線をさまよわせた。
「そう言われても。あ、そういえば何かスパイスを追加してたような」
夫はを乗りした。
「く言えよ。絶対にそれじゃん」
従業員は自信なさげに言った。
「でもお客さんが言ってたみたいにきくマニュアルのを変えるとかではなかったですし」
夫はちがり、の奥へ向かった。
「いや、このの庫報を遡るんだ。