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"「妹は足かせ」の婚約者と父の数千万円特許" 第6話

どんなことがあっても族を守ることが、俺の切な使命だと。

み咲からは、そのの夜に何度も携帯に話があった。

しかし、俺は度もなかった。

今はを抑え、静に考えるがどうしても必だった。

は夕の片付けをしながら、折俺の顔を伺っていた。

何か言いたそうにしているが、慮しているようだった。

俺は理の方に向き直った。

「理、何か言いたいことがあるなら言ってくれ」

俺の言葉に、理し躊躇してからゆっくりといた。

その内容は、俺もじていたことだった。

み咲の恐ろしい本性について、そして相澤の危険性について。

妹の直は、昔からいつも正しい。

今回もその勘が、俺たち族を守ろうとしていた。

相澤訪問から、1週が経った。

み咲からの着信やメッセージは毎続いていたが、俺はに距を置いていた。

しかし、彼女は諦めなかった。

あるの昼休み、み咲が突然俺の会社に現れた。

受付から内線で連絡を受けて、俺は仕方なく階のロビーに向かった。

み咲はいつもの完璧な装いで、ソファに座って待っていた。

しかし、その表にはどこか追い詰められたような必さが滲んでいた。

み咲は俺の顔を見るなり、すがりつくように言った。

「誠さん、話を聞いてください。

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あののことは、本当に申し訳なかったとっています」

周囲の社員の線をじながら、俺はみ咲をくの静かなカフェに連れてった。

席に着くと、彼女は両親の態度について何度も謝罪を繰り返した。

だが、根本な問題には切触れようとしなかった。

俺はコーヒーカップを置き、単刀直入に聞いた。

「あの類のこと、理との別居の件、そして両親の価値観について、み咲さん自はどうっているんですか?」

み咲はし黙ってから、俺の予通りの答えを返してきた。

彼女は俺のを握ろうとした。

をかければ両親も理解してくれる。私がに入って調する。だから関係を続けて欲しい」

俺は彼女のを避け、真っ直ぐに目を見た。

「み咲さん、あなた自はどうっているんですか?」

俺の問いに、み咲は線を逸らして言葉を濁した。

結局、彼女も両親の歪んだ価値観から抜けせていないのだ。

むしろ、それが当然だとっている節すらあった。

話は完全に平線のまま終わった。

み咲はまた連絡すると言って、名残惜しそうに帰ってった。

俺は鉛のようにい気持ちで職に戻った。

そのの夜、理刻な表で俺の部に入ってきた。

はベッドの端に座り、俺を見つめた。

「お兄ちゃん、実はみ咲さんのことで、友達から聞いた話があるの」

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の友の1が、み咲の代の同級だったらしい。

その友から聞いた話は、俺のるみ咲とは全く違う恐ろしい物像だった。

代のみ咲は、取り巻きを従えて、気に入らない学湿な方法で追い込んでいたという。

表面には優等を演じながら、裏ではを支配する違う顔を持っていた。

さらに、過に何かと交際していたが、相の社会位がいと分かると酷に切り捨てていたそうだ。

そうに俺の袖を掴んだ。

「今回の交際も、何か別の図があるのではないかって……」

最初は、俺も半信半疑だった。

しかし、これまでのみ咲の言い返すと、辻褄がう部分がすぎた。

、俺は職で信頼できる先輩の専務に相談した。

俺が個な恋相談をすることはほとんどなかったが、今回ばかりは第者の静な見が必だとった。

専務は俺の話を最まで聞いて、真剣な表で忠告してくれた。

専務はコーヒーをみ、く息を吐いた。

「相族との価値観の違いは、結婚活にきな響を与える。特に族を切にするおにとって、妹さんとの別を求められることは受け入れがたいはずだ」

専務は俺の肩にを置いた。

「藤川、おの幸せを番に考えろ。妹さんとの関係も含めてな」

専務の言葉に、俺のは完全に決まりつつあった。

しかし、み咲との関係を清算するに、最にもうつだけ確認したいことがあった。

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