"義母「家を売って弟の借金を返せ」夫に奪われかけた私の家" 第7話
「叩いていないんですか?」
「触ったかもしれませんけど、殴ってはいません」
数分の来事を、正也はもうき換え始めていた。
清子も横からを挟んだ。
「そうなんです。この、空をやってるんですよ。うちの息子の腕をひねってに押さえつけたんです」
警察官の線が私へ向いた。
私は井を指した。
「防犯カメラがあります。音声も入っています」
正也の顔が固まった。
私はスマートフォンから映像をいた。
そこには正也が私の腕をつかむ面、清子が「言うこと聞かせなさい」とにする面、正也が平打ちをする面まで鮮に残っていた。さらにその、私が2度目の接触を止めるため首を制御し、すぐに距を取ったことも確認できる。
警察官は何度か巻き戻した。
正也は途から何も言わなくなった。
私は病院を受診し、頬の打撲と腔内の裂傷について診断をしてもらった。きな怪ではなかったが、「きくないから問題ない」という話ではないとった。
その夜はへ戻らなかった。
坂本へ連絡すると、まず全を優先し、正也と2きりにならないよう助言された。私は駅のホテルへ宿泊し、最限の荷物だけ翌第者に付き添ってもらって取りに戻ることにした。
ホテルの部へ入る頃には、スマートフォンに正也から量のメッセージが届いていた。
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《昨は悪かった》《母さんも興奮してた》《俺も追い詰められてた》《警察汰にする必なかっただろ》《夫婦なんだから帰ってこい》
私は返信しなかった。
30分、文章の内容が変わった。
《おだって俺の腕をひねっただろ》《空経験者が般に技を使う方が問題だろ》《会社にられたら俺はどうなる》《そこまで俺を追い込んで楽しいか》
最まで、「麗華は丈夫か」という言葉はつもなかった。
私が傷ついたことより、自分の会社、自分の、自分が警察からどう見られるかだけを配していた。
翌朝、隆から話があった。
「姉さん、兄貴がしたって本当?」
「誰から聞いたの?」
「母さん。姉さんが兄貴を警察に売ったって鳴ってた」
私はため息をついた。
隆はしばらく黙った、言った。
「俺、もう全部話すよ」
「何を?」
「兄貴の借のこと。俺が持ってる類も全部」
隆は翌、坂本の事務所へ来た。
袋いっぱいの資料を持っていた。
借用、投資会社とのやり取り、正也から送られたメッセージ、清子との会話のスクリーンショット。
そのに、決定な文章が残っていた。
《麗華のが3000で売れれば全部片付く》《借払っても1500以残る》《あいつには賃貸に移ってもらえばいい》《残りは俺と母さんで管理する》
送信者は正也だった。
私は何度も読み返した。
借返済だけが目ではなかった。
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を売ったに残るまで、正也と清子は自分たちのものにするつもりだった。
隆が持ってきた資料を理すると、1000万円という数字そのものも正確ではないことが分かった。
最初の投資で正也が失ったは約220万円だった。その、損失を取り返そうとして別の投資へ入り、カードローンやからの借を増やした。さらに返済のために別の借入をね、遅延損害まで含めると、正也本に関係する負債だけで800万円を超えていた。
隆の350万円と、隆名義で正也が利用した能性のある借入までわせれば、総額は1400万円を超える。
清子は最初からっていた。
隆のスマートフォンには、半のメッセージが残っていた。
《お兄ちゃんは会社があるんだから、あなたが責任取りなさい》《正也の名が表にたら昇に響くでしょう》《あなたはまた仕事探せばいいけど、お兄ちゃんはがあるのよ》
私はその文章を読んで、隆を初めてし気の毒だとった。
彼が無責任な活をしてきたことは事実だ。
借の部を自分で作った責任もある。
しかし、清子のでは昔から「派な男」と「問題児の次男」という役割が固定されており、何が起きてもその枠組みに押し込められていたらしい。
隆は苦笑した。
「子どもの頃からこんなじだったんだよ。
兄貴が窓割っても、俺がくにいたら俺がられた」
「何で今まで言わなかったの?」
「言っても誰も信じないとってた」