"「3人まとめて連れてけ」と年商1200万円の妻" 第22話
そのは曜だった。
ゆいが窓際でいことを見ていた。
ゆいが振り返った。
「ママ」
「何?」
ゆいはし考えてから言った。
「私ノートを置いてきちゃった」
私は皿を拭くを止めた。
「ノート?」
ゆいは指を組んだ。
「おばあちゃんの血圧のやつ」
ゆいは膝を抱えたままの方を向いていた。
私は尋ねた。
「取りにかなくていいの?」
ゆいは静かに答えた。
「うん。あれはあののだから」
ゆいはそれ以言わなかった。
あのノートは毎朝の課だとしかっていなかった。
そのが分かるのは、3週く経ったある夜だった。
その夜、みよ子が救急で運ばれた。
27の曜、夜の9過ぎに携帯が鳴った。
ナツキが呂に入っていて、ゆいはもう寝ていた。
優馬だけが居で数学の問題を解いていた。
かずやからだった。
117の夜から、この番号にはていない。
用件は全て浅井法律事務所を通すことになっている。
それでも私はその夜だけた。
留守番話に先に件だけ入っていたからだ。
「母さんが倒れた」
私は通話のボタンを押した。
「もしもし」
かずやが焦った声をした。
「えみか」
かずやの声はいつもと違った。
「母さんが夕方にちがろうとして倒れたんだ」
かずやが息を吸う音がした。
「救急で浦央病院にった。識はある。話もできる。血圧がいから2、3入院して調べるって」
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私は子に座った。
「そうですか」
7、このの通院に付き添ってきた。
腹がたないと言えば嘘になる。
それでも3の祖母だ。
浦央病院までは、あのからで20分だ。
私は815分にをて、9の受付ににわせていた。
その順をかずやはらない。
予約の取り方も、診察券をどこに入れてあるかもらない。
らないままこの夜は救急に乗ってついていったのだとう。
かずやが続けた。
「先から聞かれたんだよ」
話の向こうで自ドアがく音がした。
「で測った血圧の記録ありますかって」
私は黙って聞いていた。
「はい」
かずやの声が1段落ちた。
「は毎くださってましたよねって言われた」
私は淡々と答えた。
「そうですね」
かずやの声がさくなった。
「答えられなかった」
話の向こうでのる音がした。
病院のにいるらしい。
かずやが呟いた。
「母さんに聞いたんだよ。血圧の帳どこだって。そしたら」
かずやの声が止まった。
「らないって言うんだ」
私は何も言わなかった。
かずやが声を荒げた。
「自分でつけてたんじゃないのかよって聞いたら黙った。かずやさん」
かずやの返事が遅れた。
「なんだよ」
私ははっきりと伝えた。
「居のテレビの台の引きしです」
3秒くらい返事がなかった。
かずやが戸惑ったように聞いた。
「なんでおがってんだよ」
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私は静かに答えた。
「ゆいが毎朝そこにしまっていたので」
言いながら、2の10のことをいしていた。
みよ子はめまいがすると言いして、先にでも測るように言われた。
私が腕式の血圧計を買ってきた、ゆいが自分がやるとをあげた。
あのゆいは8歳で、学3だった。
数字をき移すだけでもがかかって朝の支度が10分遅れた。
それでもあの子は次のも同じに廊を歩いていった。
また返事がなかった。
かずやが呟いた。
「ゆいが」
私は頷いた。
「はい」
受話器の向こうでかずやが何かに寄りかかる音がした。
「毎朝って」
私は答えた。
「2の10からです」
話が切れた。
切られたのではないとう。
分このはそのままに乗った。
優馬が声をかけた。
「母さん」
振り向くと優馬がテキストから顔をげていた。
「ばあちゃん丈夫なの?」
私は優馬を見た。
「2、3入院して調べるって」
優馬が線を落とした。
「そう」
優馬はそれだけ言ってまた問題に戻った。
くとも配だとも言わなかった。
この子もあの夜のことを覚えている。
翌の午、また話が鳴った。
曜の11だった。
ナツキが朝の片付けをしていて、ゆいはソファで本を読んでいた。
優馬は自分の部にいた。
私はベランダにて話を取った。
「もしもし」
かずやの声はの晩よりさらにかった。
「見た」
かずやが続けた。
「引きしの1番にあった」
私はすりに寄りかかった。