"「3人まとめて連れてけ」と年商1200万円の妻" 第17話
ただし3まとめてな」
みよ子がを叩いて笑った。
「そうそう。まとめててって。これでやっと静かになるわ」
2が笑っていた。
このたちは今、3の子供を罰として私に押し付けている。
3がここに座っているのに、目ので荷物のように数えている。
私は湯呑みを両で包んだ。
が震えていたからだ。
りで震えていた。
19、私はこので数えられてこなかった。
それはもういいけれど、今数えられていないのは私ではない。
毎朝おばあちゃんの腕にカフを巻く10歳の子と。
部活と塾を両している14歳の子と。
志望を3き続けてきた17歳の子だ。
この3が罰として数えられた。
私は湯呑みを置いて答えた。
「わかりました」
その、テーブルの向こうで優馬が顔をあげた。
優馬がい声で呼びかけた。
「父さん、ばあちゃんも」
声を張ったわけではない。
それなのに笑い声が止まった。
優馬はまっすぐに父親を見た。
「悔するけどいいの?」
かずやが眉を寄せた。
「あ?」
かずやがこちらを見た。
優馬は静かに言った。
「その言葉忘れないでね」
かずやが鳴った。
「なんだそのの聞き方」
優馬は父親から目をさなかった。
「別に確認しただけ」
優馬はそれ以何も言わなかった。
私にも、この子が何を確認したのかは分からなかった。
ただ優馬は言い返したのではない。
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記録を取るような言い方だった。
かずやは落ち着かない様子でテーブルの縁を指で叩いた。
「おい、優馬」
優馬が返事をした。
「何?」
かずやは誰の顔も見ずに言った。
「おら母さんについてけ。分かってるだろうな」
言われた瞬、優馬の返事はかった。
「言われなくても」
ナツキがコップを置いた。
「私もママとく」
ゆいはいつのにか子からりて、私の隣まで来た。
「私も」
かずやが3の顔を順番に見た。
分このはそこで初めて何かに気づいたのだとう。
3とも迷わなかった。
考えるも目をわせるもなかった。
それはこの夜よりに決まっていたということだ。
かずやが狼狽えた。
「なんだよ、おら」
かずやの声がずった。
このは3が自分を選ばない能性を計算に入れていなかった。
計算に入れるためには3のことをっていなければならない。
らない相のは予測できない。
かずやは私を睨んだ。
「母親に何か吹き込まれてんのか?」
ナツキがややかに言った。
「吹き込まれてないよ」
ナツキは父親を真っ直ぐに見た。
「パパ、私の部活何部かってる?」
かずやが黙った。
ナツキが続けた。
「ほら」
かずやが声を荒げた。
「今そういう話じゃないだろ」
ナツキはコップを流しに置いた。
「そういう話だよ」
ナツキは流しので振り返った。
「あとさ、私の担任の名言える?」
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かずやは答えなかった。
ナツキは静かに言った。
「1のも2のも、面談来たのママだけだよ」
ナツキは自分の部へった。
ゆいは私の腕にくっついたまま、みよ子の方を見ていた。
みよ子が嫌そうに言った。
「おばあちゃん、何よ」
ゆいは私の腕からをさなかった。
「うるさくなくなって良かったね」
みよ子の顔が瞬だけ止まった。
10歳の子が言うと皮肉に聞こえない。
事実の確認に聞こえる。
みよ子は何も言い返さなかった。
代わりに湯呑みを持って自分の部へ戻った。
居には私とかずやと優馬だけが残った。
かずやが私を呼んだ。
「えみ」
私は振り返った。
「はい」
かずやはテレビの消えた画面を見ていた。
「本気じゃないんだろ?」
私ははっきりと言った。
「本気です」
かずやが膝にを置いた。
「じゃあ養育費なんて払わないぞ。俺は1円もさない」
私は静に答えた。
「その話は改めてを設けてお願いします」
かずやの眉がいた。
「ってなんだよ」
私は宣告した。
「弁護士を通します」
かずやの顔が変わった。
「勝にそんなもんてるなよ。かかるだろう」
私は頷いた。
「かかります。私が払います」
かずやがこちらへ歩詰めた。
「なんでおが払えるんだよ」
その問いに私は答えなかった。
答えは12にかずやが自分の目で見ることになる。
弁護士という言葉がた、このので初めてこれが会話ではなく続きだと分かったのだとう。
かずやのが半分いた。