"7歳の孫に大人用包丁を握らせた姑の末路" 第7話
私たちは3で卓を囲み、来がったハンバーグを並べた。
私たちはいつも通り、笑顔の絶えない楽しい事のを過ごしていた。
私は踏の顔を見て、嬉しそうに報告をした。
「がハンバーグをこねてくれたのよ」
私が踏にそう告げると、踏は「へえ」としたような表を見せた。
踏はの方を向き、優しく微笑みかけた。
「そうなのか。はママのお伝いをして偉いな」
踏はハンバーグをべ、目を細めた。
「ハンバーグ、とても美しいよ」
踏にそう褒められ、は照れたように両で頬を押さえて笑っていた。
私はこの温かく幸せな族のを過ごしながら、の異変のことなどすっかり忘れていたのだ。
しかし、平なはくは続かなかった。
それからすぐに、最悪な来事が起こってしまうのだった。
翌のことである。
私が職で類の理をしていると、デスクの話が鳴った。
私は受話器を取り、に当てた。
話の主は、の通う学の先だった。
先は非常に切羽詰まった声で、私に問いかけてきた。
「さんのお母様ですか?」
私が肯定すると、先は衝撃な事実を伝えてきた。
「さんが庭科の授業に倒れてしまって、病院へ搬送されました」
先の言葉に、私は息を呑んだ。
「すぐに搬送先の病院へ向かってください」
広告
学の先からそう告げられ、私は気に血の気が引くのをじた。
私は震える声で、先に問い返した。
「えっ、は丈夫なんでしょうか?」
先は申し訳なさそうな声で答えた。
「私どもも、詳しい容態は分かっておりません」
先はし言葉を濁しながら付け加えた。
「なくとも、搬送には識はありましたが」
私はちがり、く返事をした。
「分かりました。すぐに病院に向かいます」
私は受話器を置き、すぐに司の席へとった。
い言葉で事を説し、許を得て会社をびした。
私は通りにてを挙げ、タクシーにび乗った。
私は運転に病院の名を告げ、部座席に座った。
タクシーので、私はを配するあまり、きたがしなかった。
私は両をく握りわせ、窓のの景を睨みつけていた。
「どうか無事でありますように」
私はので、何度も何度もの無事を祈り続けた。
病院に到着した私は、受付で所を聞き、急いで廊をった。
指定された所へ向かうと、もなくして踏も息を切らして駆けつけてきた。
私と踏は流し、共に医師からの容態を聞くことになった。
医師は私たちを落ち着かせるように、静かな調で説を始めた。
幸い、命に別状があるわけではないとのことだった。
医師の診断によると、は極度の緊張による貧血で倒れてしまったらしい。
広告
私は医師の顔を見つめ、の現の状況を尋ねた。
は現ベッドで眠っており、まだ目を覚ましていないという。
しかし、期に自然と目を覚ますだろうとのことだった。
医師はカルテを閉じながら、今の見通しを教えてくれた。
容態が定すれば、今にに帰ることも能だという。
私と踏は顔を見わせ、く息を吐きした。
命に別状がないと聞いて、私たちは底ほっと胸を撫でろした。
しかし、私たちのは瞬で打ち砕かれることになった。
医師はし躊躇するような表を見せた、ゆっくりとをいた。
私は医師の次の言葉を聞いて、驚愕することとなる。
「さんですが、搬送にこんなことを呟いていたそうなんです」
医師は私と踏の顔を交互に見ながら、のうわ言をにした。
「おばあちゃん、ごめんなさい。ママ、私を嫌いにならないで、と」
私はその言葉を聞き、を疑った。
「え……?」
搬送、識が朦朧としていたは、まるで悪にうなされるように繰り返していたそうだ。
「おばあちゃんごめんなさい。ママ私を嫌いにならないで」と。
私はその事実をり、気に顔面蒼になった。
気づけば、私の体は刻みに震えていた。
私のので、これまでの自然な来事が次々と繋がり始めた。
どう考えても、義母とのには何か恐ろしい秘密がある。
私は虚空を見つめながら、必に考を巡らせた。