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"7歳の孫に大人用包丁を握らせた姑の末路" 第6話

そして、も「何でもない」と言うだけだったと踏は報告してくれた。

「うん。も何でもないって言うばかりなんだよ」

私は踏の言葉を聞いて、さくため息をついた。

「そうなのね。じゃあ私の気にしすぎかもしれないわ」

私は自分を納得させるように呟いた。

し様子を見ることにしましょう」

しかし、そのも学童クラブが休みのに義実に預けるたびに、解な状況は続いた。

私が迎えにくと、の顔は決まって赤くなっていたのだ。

私はさすがに配になり、度々しゃがみ込んでの顔を覗き込んだ。

「どうしたの?」と私は何度も尋ねた。

しかし、はいつも目をそらしながら同じ返事をするだけだった。

「何でもない、丈夫」

私はを引き、そのまま自宅へと帰るしかなかった。

に着くと、はすぐにランドセルを置き、画用を広げてお絵かきを始める。

はいつも通り楽しそうに過ごしているため、体調が悪いわけでもなさそうだった。

私はキッチンからろ姿を見つめ、首を傾げた。

だから余計に、どうして義実くと顔が赤くなるのか、とても議だったのだ。

私は蔵庫をけながら、さく呟いた。

「以はこんなことなかったのにな」

私はその疑問をにしまい込み、夕飯作りに取りかかることにした。

は幼い頃から、キッチンで私のお料理のお伝いをするのが好きだった。

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そのため私はたまに、をキッチンに呼んで簡単な作業をお願いしていた。

例えば、ゆで卵の殻剥きや、ピーラーを使ってのニンジンの皮剥きなどである。

それらは包丁を使わない、簡単で危なくない作業だった。

私はメニューを考えながら、材を調理台に並べた。

はハンバーグを作る予定だった。

私はの顔を見て、こねる程のお伝いをお願いすることにした。

私はまず、玉ねぎを細かくみじん切りにし、フライパンで丁寧に炒めた。

そして、きいボウルを取りし、ました玉ねぎと挽き肉を入れた。

さらに、パンや卵、調料を順番に加えていった。

私は準備をえ、リビングでお絵かきに向かって声をかけた。

、ハンバーグ緒にこねてくれる?」

を置き、パッとるい笑顔を見せた。

「うん。やる」

は元気よく返事をし、ってキッチンへやってきた。

は踏み台に乗り、さな懸命にハンバーグの肉種をこねてくれた。

私はその様子を横で見守りながら、優しく声をかけた。

ね。どんどん粘り気がているから、あともうしかな」

私はを軽く撫でた。

がこねてくれるから、きっと美しいハンバーグができるね」

私は元を見つめ、気遣うように言った。

「疲れたらママが代わるからね」

私がそう褒めると、は嬉しそうに目を細めて笑った。

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しかし、それからもなくして、私は線がある点に集していることに気がついた。

を止めたまま、調理台の隅に置かれた私の包丁をじっと見つめていたのだ。

私は議にい、の顔を覗き込んだ。

「包丁なんて見つめてどうしたの?」

私はで理由を考え、つの能性にき着いた。

ああ、もしかしても切る作業に興があるのかな、と私はったのだ。

私は微笑みながら、に提案をした。

「子供用の、あまり危なくない包丁を買ってあげようか」

私は先の買い物の記憶をし、言葉を続けた。

「そういえばこのデパートで、い猫の絵の子供用の包丁が売っていたのよ」

私はの目を見つめ、優しく尋ねた。

も使ってみる?」

私がそう尋ねると、は突然ビクッと肩を震わせ、激しく首を横に振った。

そして、線をに落とし、さく震える声で呟いた。

「いらない」

はそれだけ言うと、黙々と肉をこねる作業に集し始めた。

私はその瞬の表が急激に暗くなったような気がした。

私は戸惑いながらの顔を観察したが、そのはまたいつものるい笑顔に戻っていた。

私は胸を撫でろし、先ほどの暗い表は私の気のせいだったのかとった。

やがて、ハンバーグが完成するのと同くらいに、玄関の扉がく音がした。

踏が会社から帰宅したのだ。

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