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"鶏小屋の少女を閉じ込めた叔父と百億円の元孤児" 第7話

がそんなことをっていたなんて、俺は全然分からなかった。

俺は胸がくなった。

「そうだったのか。ありがとうな」

は目を押さえた。

「もう泣くでしょうが。仕事しましょう、仕事」

このは笑顔で終始仕事をこなし、俺は帰に着いた。

運転しながら、俺は何度も計を見た。

みんな丈夫だろうか。

嫌なをよぎった。

に着いてすぐ、そのすることになる。

俺が玄関をけようとしたから鳴が聞こえた。

「やめて!そんなことしないで!」

ともかの叫び声だった。

続いて、男の鳴り声が響いた。

「うるせえ!おのせいだ!」

カリンが泣き叫ぶ声と、テンがく唸る声が聞こえる。

俺は慌てて扉を蹴破るようにけた。

「何してるんだ!」

に入った俺が目にしたのは、のタンスを荒らしている浩司の姿だった。

俺はりで声が震えた。

「やっぱりあなたがあの犯でしたか」

浩司は俺を憎々しげに睨みつけた。

「お、いいとこの社さんなんだってな。うちの嫁さんが調べてくれたよ。資産100億だったか」

浩司はニヤニヤと笑いながら言った。

「じゃあ俺にも分けてくれよ」

浩司の言葉に、ともかはらかに驚いている様子だった。

まさかこんなところで、俺の正体がともかにられてしまうなんて。

俺は浩司に向かって叫んだ。

「だからってこんなことしていいのかよ!」

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浩司は顔を真っ赤にして鳴り返した。

「うるせえ!俺はこいつらのせいで失敗してんだよ!」

浩司はともかを睨みつけた。

「黙って遺産を俺に渡して政婦になっていればいいものを、おだろ、入れ恵して遺産を好きにかせなくしたのは!」

確かに、俺は弁護士に依頼し、ともかやカリンに残された遺産について、2が勝かせないように措置を取っていた。

俺は浩司をて威嚇した。

「当たりのことだろう。だってあれは、ともかさんとカリンちゃんのために残されたもので、あなたが勝に使うことは許されないんだよ」

俺の言葉に、浩司はりがピークに達したようだった。

浩司はくで泣いていたカリンの腕を乱暴に掴みげた。

「なんて言われてもおは所詮こいつらとは。俺がこいつらの親代わりなんだ」

浩司は狂ったように笑った。

「好きにしてもいいってことだろう」

そのだった。

テンがびかかり、浩司のくしがみついた。

浩司はきが取れなくなった。

「やめろ!やめろってんだ、この!」

浩司がテンに向かって拳を振りげた瞬、俺はテンを抱き抱えるようにび込んだ。

そのまま、浩司のい拳が俺の顔に激しくヒットした。

鈍い音が響き、俺はに倒れ込んだ。

ともかが鳴をげた。

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「久則さん!」

ともかは俺のちはだかり、浩司を鋭く睨みつけた。

「さっきから私たちのせいでおじさんのが台無しになったって言うけど、どうしてそれが私たちのせいになるのかわからない」

ともかの声は震えていたが、力かった。

「おじさんはいつもそうだったよね。何でも悪いことはのせい。自分が働きもせずにぐーたらしてるからこんなことになるんでしょ!」

ともかは歩も引かずに叫んだ。

「何でもかんでも私たちのせいにしないでよ!」

ともかは言い慣れていないからか、が決壊したみたいに涙が溢れしていた。

泣きしながら、の底からのいをぶつけた。

「私だって懸命やってきたの。それなのに……それなのに!」

その所のが通報してくれたのか、サイレンの音がづいてきた。

警察がに入ってきて、浩司はあっけなく現犯逮捕された。

それに気がつかないまま泣いていたともかが、涙を拭って顔をげた。

「おじさん、聞いてるの!?」

ともかが叫んだ先には、誰もいなかった。

俺は腫れた頬を押さえながら笑った。

「あれ?浩司さんは逮捕されたよ」

ともかはきょとんとした。

「え?」

俺は計を見た。

「もう10分くらいかな?」

ともかはみるみる顔が赤くなり、両で顔を覆った。

「私ったら、どうしよう……」

ともかは恥ずかしそうに縮こまった。

「恥ずかしい……」

俺は優しく微笑んだ。

「いやいや、丈夫ですよ」

そのは、翌警察が現検証もしたいとのことで、はそのままにするしかなかった。

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