みかん小説
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"裏口に回された仕立て屋" 第5話

材料費千円、撮万円、サイト制作万円、商標調査万円、包装と配送万円、ダンス教への協力費万円と記載されていた。

残額は万円余りだが、そのうち万円をネットの広告費と仕入れ保証へ回していた。佐子の賃はゼロだった。

崎へ確認すると、教万円を受け取っていない。会使用料の部として万円だけを理奈から受け取ったという。

理奈は残り万円を《紹介謝礼予定》として別座へ置いたと説した。しかし通帳の提を拒み、佐子側は使途を断定できなかった。

方、撮とサイト制作は実際に業者へ支払われていた。理奈が百万円以を丸ごと奪ったわけではない。自分の事業を成功させるため、集めたの優先順位から佐子の労働だけをしたのだった。

賃について、弁護士はすべてを代ので請求して通るとは限らないと説した。の依頼、報酬額の未、デザイン作業との分担が争点になる。

子は最初、万円を請求したかった。しかし裁判が引けば費用とがかかり、保護者への返も遅れる。双方は調型の話しいを選んだ。

者の縫製業者に着の仕様を見てもらうと、同程度のロット制作なら千円から千円の縫製費が相だと言われた。

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理奈が保護者から取った千円自体は、企画と採寸を含めれば異常にいとはいえない。

問題は価格ではなく、誰にいくら払うかを隠したことだった。

拓也は話しいので、署名画像の作成順を説した。佐子の賀状を複で読み取り、背景を消し、確認へ貼り付けた。印は以預かった委任状の画像を使ったという。

「犯罪にするつもりはなかった。教してもらうためだった」

させるために、私だけがらない類を作ったの?」

拓也は黙った。息子は理奈に言われて仕方なくやったのではない。補助が通ればが始まり、妻の嫌も良くなり、母も孫のためなら納得する。全員を丸く収める方法だと自分で選んだ。

最終に、材料費全額と万円をが佐子へ支払う案がた。すぐには払えないため、広告用に確保した資を戻し、残りをで分割する。

理奈は業延期を余儀なくされた。泣いて謝ることはなく、「お義母さんのせいで会を失った」と最まで言った。

子は答えた。「私の仕事を払わずにしかけないは、私が壊したんじゃないわ」

話しいでは、保護者へ装代を返すかも争点になった。装は予定通り納品され、使用でき、な欠陥もない。制作表示と契約過程に問題があっても、全額返が当然とは限らなかった。

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理奈は返なしを主張し、崎は希望者へ教の協力費万円を返す案をした。佐子は、保護者ずつに制作の実態と収支を説し、契約を続けるか部分返を求めるか選んでもらう方法を提案した。

最終庭は装を受け取り、代にも同した。庭は広告や紹介費に納得せず部返を求め、庭は次回用の無償調した。返総額は千円となり、理奈と教が負担割を分けた。

子の万円は、相よりい。それでも自分でしたのは、額だけで過を完全に埋められないと理解したからだった。裁判を続けるを、次の活に使いたかった。

拓也は自分の貯から万円をし、残りを夫婦で返すことにした。理奈の事業費だけを守り、息子の活を変えない案は認めなかった。

を減らし、拓也が買ったばかりのカメラを売った。佐子はそれを聞いても痛とはえなかった。ただ、母の預を使うに、自分たちの持ち物を見直すという順番がようやく戻ったとった。

には、今子の氏名、印、作業の写真を使う、用途ごとに面同を得ると記した。違反の対応も決めた。

族なのに細かすぎると拓也は最まで満そうだった。佐子は、族だからかなくてよいのではなく、族だから忘れない形にするのだと答えた。

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