みかん小説
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"四十七万円を母に送った夫への逆襲" 第23話

には田舎の米俵、作りの保処理された鶏肉、薬の束などを抱えている。

その声は相変わらず力かった。

「産は昔からのしきたりに従うのが番なんだよ」

彼女は荷物を置いた。

私をからまで値踏みするように見た。

「うん。だからって怠けて寝てばかりいると、腰痛に悩まされるよ」

私がもなく、彼女はまっすぐ台所へ向かった。

戸棚や鍋をけ、まるで倉庫の検査でもするようにを確認し始めた。

おかしくて笑いたかったが、笑う気力もなかった。

このは私と夫で分割払いをし、具も私が1つ1つ選んだものだ。

それなのに、彼女が現れただけで全てが彼女のものになってしまったようだった。

最初の夜。

私は疲れ果て、みおを抱きながら横になっていた。

義母が居から声をかけた。

「みさきさん、起きてご飯をべなさい」

私は無理に体を起こし、卓へ歩いた。

そこには豪華な事が並んでいた。

茹でた鶏肉、豚の煮込み、魚の照り焼き。

それを見て、お腹が空いているのを実した。

の体は、分の空腹をじるほどだ。

しかし、私の目のに置かれたのは、粥と油気のないパサパサの肉がし乗ったさな鉢だけだった。

義母は粥を私の方に押しやり、平然と言った。

「産婦は脂っこいものや臭いものは避けなきゃだめだ」

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彼女は言い放つ。

「母乳が臭くなって赤ちゃんが嫌がるからね」

向かいに座ったは、自分の鶏肉をつまみながら私をちらりと見た。

すぐに目を伏せた。

私の線が怖くて何も言えないのだと分かった。

私は固まったまま座っていた。

豪華な事を求めているわけではない。

ただ術を終えたばかりのとして、ちゃんとした事がしたかっただけだ。

私はさな声で言った。

「お義母様、私は術をしたばかりなので、栄養のあるものをしっかりべる必があります」

義母は箸を置き、きくはないがみのある声で言った。

「田舎じゃ子供を何も産んだって、みんなお粥をべてるけど何ともないよ」

彼女は私を非難する。

「あんたは都会で贅沢に慣れすぎてるんだ」

私は粥を見つめ、喉が詰まるいがした。

べ物のみは恐ろしいと言うが、まさにその通りだ。

ほんのさな事の問題だが、彼女は事を通して私を支配し、見せしめにしているのだ。

翌朝。

まだ暗いうちから、義母は私の部の扉を叩いた。

お米を研いでご飯を炊くよう命じた。

の女こそ、軽く体をかすべきだというのだ。

目をけると、体はに潰されたように痛んだ。

「お義母様、私は帝王切をしたので、そんなにくは起きられません」

私は扉の向こうに向かって答えた。

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義母は扉の向こうでたく言い放った。

「切ったからなんだって言うんだい」

彼女のたい声。

「女には違いないだろう。まさか寄りの私に全部やらせる気かい」

は私の隣で寝ていたが、寝返りを打って布団を被り、寝たふりをした。

彼を見た瞬、私ので何かが音をてずに崩れ落ちるのをじた。

私はい体を引きずって台所にき、震えるでお米を研いだ。

義母が「女が怠け者だとが傾くよ」と呟くのが聞こえた。

私は唇を噛みしめ、何も答えなかった。

言い返せば涙がこぼれそうだった。

涙を流せば、げさだと彼女に実を与えるだけだからだ。

その、全てが義母の描いた予定表通りにくようになった。

私が何に起きるか、何をべるか、いつもく浴させるか、いつ授乳するか。

全て彼女の経験に基づいて指示された。

私は子供の世話をしながら彼女の命令を聞き続け、は常にガンガンと痛んでいた。

ある、みおが泣きした。

私が抱きげてあやしていると、義母が起きてきて顔をしかめた。

「泣くなら放っておきなさい。抱き癖がつくよ」

顔を真っ赤にして懸命に私を探そうとする娘のを見た。

私は掠れた声で言った。

「まださすぎるんです、お義母様」

義母は顎をしゃくった。

さかろうがきかろうが同じだ」

彼女は持論を展する。

「今甘やかしたら、で苦労するのはあんただよ」

子に座っていたは、携帯話をいじりながら適当に相槌を打った。

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