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"四十七万円を母に送った夫への逆襲" 第21話

彼女は脅す。

「このがあんたをもらってやったから成りってるんだ。それなのにあんたは息子を苦しめている」

私は呼吸をした。

お腹の子のために、決してくならないよう自分に言い聞かせた。

さんが苦しんでいるのは、ご自の選択のせいです。私のせいではありません」

私は静に告げる。

「親孝をするなとは言いませんが、私は全てをにし、自分の能力の範囲内でやることを求めているだけです」

通話を終わらせる。

「仕事がありますので、失礼します」

義母が何か言い返すに、通話を切った。

たかったが、お腹は穏やかだった。

正しいに断ち切ることも、守るための方法の1つだ。

お腹が空けばってでもべ物を探すだろうが、どんなき方をしようと、の背に乗ることは許されないのだ。

その夜、は遅く帰ってきた。

入ってくるなり、そうな目で私を見た。

「母さんから話があったのか」

「ええ」

は鞄を置き、りを込めて言った。

「君が何を言ったからないが、母さんが君をけのかけらもない女だと言っていたぞ」

私は言い争わず、ただ問い返した。

「あなたはどういう女を求めているの?」

彼をじっと見る。

「彼らに搾取され続けるための?それとも私たち族全員が沼に落ちるための?」

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は言葉に詰まり、部ったり来たりした。

そして私のった。

「君がそうやってを閉ざすから、俺はがないんだ」

私は彼を見て、厳しくはないが真っ直ぐに言った。

「あなたがをなくしているのは、自分が責任を取ることから逃げているからよ」

私は彼に告げる。

「そのき詰まりを、あなたの子供をごもっているに押し付けないで」

彼は背を向けた。

叫びたいのに叫べないのように、自分の髪を掴んだ。

私は彼を慰めようとはしなかったし、論に勝とうともわなかった。

ただ、お腹の子供のために定の呼吸を保ちたかっただけだ。

それから数は渋々ながらもしくなった。

料は約束通り、期通りに共同座に振り込まれた。

しかし彼は、私の支を細かく監するようになった。

ある、私が妊婦用の栄養品を買って帰ると、彼は買い物袋を瞥して言った。

「随分いものばかり買ってるな」

彼は嫌を言う。

「今のうちの計に、そんな余裕があるのか」

私は袋を置いて静かに答えた。

いかどうかはともかく、これは私が管理するおで、本来の目である胎児を育てるために使っているわ」

彼を見る。

「余裕があるかないかについては、あなたが料のほとんどを送すると決めたから、すでに余裕なんてなくなっていたはずよ」

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彼は黙り込んだ。

彼から苛ちの満の匂いが分かった。

男というものは、勝に振るう権力を失うと、些細なことに噛みついて支配を取り戻そうとするものだ。

私は彼にその隙を与えなかった。

彼が文句を言うたび、私は領収と支項目を突きつけた。

ただ言「これで確になったわよね」とだけ言った。

確な事実こそが、歪んだ言い訳をへし折る番の武器なのだ。

あるの午

玄関の呼び鈴が鳴った。

扉をけると、義父の茂がっていた。

には野の野菜、ごま、作りの噌、そしてきな果物が入った袋をいくつもげていた。

彼は穏やかに笑って言った。

「2を見に来たんだ。妊娠したと聞いてね」

私は慌てて彼をに招き入れた。

も驚きながらお茶を入れた。

義父は子に座り、私をしばらく見つめてから、私を気遣うようなさな声で言った。

「体は事にしなさい」

義父は優しく言う。

で困ったことがあったら、何でもお父さんに言いなさい」

その言葉を聞いて、が温かくなった。

義父は義母の言いなりで権力はないが、いやりのがある。

その優しさは、たった言でもの孤独をらげてくれるものだ。

が隣で何か言おうとしたが、義父はで軽く制した。

、夫なら妻をしっかり守りなさい」

義父はを諭す。

の妻に、の揉め事で余計な配をかけるんじゃない」

は俯いて何も答えなかった。

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