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"四十七万円を母に送った夫への逆襲" 第8話

私は彼を見据えた。

報告を読みげるような定の声で答えた。

「払ってないわ」

「どうしちゃったんだよ、みさき」

彼は鳴った。

気代も払わずに、このでどうやってきていく気だ」

私は言い争うことはせず、ただ1つだけ問い返した。

「あなたは気代がどこから自然に湧いてくるとっていたの?」

は何も考えずに即答した。

「君が払うに決まってるだろう」

彼は当然のように言う。

「今までずっと、君が払ってきたんだから」

私はゆっくりと、とてもゆっくりと頷いた。

「ええ、今までずっと私が払ってきた」

で彼を見つめる。

「そして今までずっと、あなたはそれが当然だとってきてきたのね」

は顔を赤くした。

「何かの嫌がらせか」

彼は反発する。

「母さんに送したのをっているからって、気やまで巻き込む必ないだろう」

私はがり、卓の方へ歩いた。

そこには計簿と仕事用の端末が置かれている。

端末をくと、青たいが彼の顔を照らした。

余計な言葉は使わず、以から作成していた計への固定費覧をいた。

「こっちへ来て」

私は言った。

満げな顔のまま歩み寄った。

私は指先で1ずつ画面をなぞった。

「管理費、通信費、代、気代、庫代、宅の分割払い」

ゆっくりと読みげる。

「これらがこのきた空にしているものよ」

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私は彼を見た。

気がなく、お湯がず、通信網も繋がらないなら、この部はただの箱でしかないわ」

は画面を瞥した。

すぐに反発した。

「君の方が料がいのに、なんでわざわざ気を止められるような真似をするんだ」

私は平然と座ったまま、彼を見げた。

「このがどうやって維持されているのか、あなたに直接見てもらう必があったからよ」

画面の数字を指差す。

「あなたは野に47万円を送ってて、元に3万円残し、のことは全て私に任せると言った」

彼を問いただす。

「それなのに支払いの期が来ると、なぜ払わないのかと私を責める」

静かに告げる。

「それはつまり、私が全ての負担を背負うべきだと認めているということよね」

は通を机に投げつけた。

声を張りげた。

「母さんに送するのは親孝だ」

彼は自己正当化する。

「妻なら、しは夫のを理解すべきじゃないのか」

私は声を荒げることなく、静かに返した。

「親孝がいけないとは言っていないわ」

私は首を横に振る。

「でも、自分たちの活の基盤まで削り取って、その穴埋めを妻にするのは親孝ではなくただの搾取よ」

で笑った。

「偉そうに言うがな」

彼は皮肉を言う。

「1円単位まで計算して、そんな息の詰まるき方で楽しいのか」

私は真っ直ぐに彼の目を見た。

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「片方が親孝な息子という名誉をに入れ、もう片方が気を止められないように奔する活の、どこに楽しさがあるの?」

私は毅然と言った。

の丈にわせてきればも温まるけれど、に毛布を差しすために自分の族から毛布をひっぺがすなら、凍えるだけよ」

瞬言葉に詰まった。

やがて、別の攻撃にた。

「俺の母さんを巻き込むな」

彼は声を振るわせる。

「母さんはで、おが必なんだ」

私は頷いた。

「義母さんが必としているなら、無理のない範囲で送ることはできるはずよ」

私は核を突く。

「でもあなたは、自分の料のほぼ全てを送り、残りの活費を全て私にしわ寄せした」

私は彼を見つめる。

「これが公平だと本気でっているの?」

彼はその問いには答えなかった。

壁をく叩いて背を向けた。

「どうするんだよ」

彼は叫ぶように言う。

気がなきゃ飯もえないし、暑くてたまらないだろう」

私は言った。

「今すぐ支払いにくかにするかは、あなたの自由よ」

私は端末を閉じた。

「止めはしないわ」

は勢いよく振り返った。

なんてどこにあるんだよ」

彼は苛ちをぶつける。

ってて言ってるだろう」

私は携帯話をに取った。

子窓いてから、すぐに閉じた。

座の残を見せつける気はない。

があることを証する必もない。

ただ彼を完全に沈黙させる言を放った。

「おがどこにあるのかと自分で言いながら、よくも誰が管理しても同じだなんて偉そうに宣言できたわね」

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