"没落夫と偽りのお嬢様が堕ちた地獄" 第27話
とも歴史ある古い建物が好きなの』
リュウタは激しく揺した。
『ああ……その、なんだけど……』
『何? まだ何かあるの?』
『やっぱり……会を変えちゃダメかな……?』
『どうして? そもそも私が度のアレルギー体質だからは難しいってことで、会を実にしたんじゃない?』
『あ……そうだったわ……うわ、やべえ……どうしよう……』
翌、指定された所を訪れたメグミと両親のに広がっていたのは、邸宅などではなく、宅の片隅に佇む築数の経ったごく普通のさな平だった。
顔わせを終え、両親をホテルへ見送ったあと、メグミは駅の喫茶にリュウタを呼びした。向かいに座るリュウタは、青ざめた顔で線を彷徨わせている。メグミは静かに問い詰めた。
「リュウタ、どうして嘘ついたの? 実は邸宅だって言ってたよね」
リュウタはや汗を流しながらごもった。
「いや……その……」
「あなたの実を悪く言いたいわけじゃないの。でも、あなたから聞いていた話と全然違ったから戸惑ってるの。普通の平のだったよね」
リュウタはを抱えた。
「こんなはずじゃなかったんだよ……」
「……はい?」
「本当は、スタジオを借りるつもりだったんだ! だけど程を違えてて、慌てて予約しようとしたけどじゃ空いてなくて……!」
メグミはを疑った。
「ちょっと待って……スタジオって何?」
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「だってさ、本当の実を見てガッカリしただろ!? 俺、つい『実が太い』って言っちゃってたから、それっぽい邸宅のスタジオを用しようかとってたんだよ!」
メグミの表から完全に温度が消えた。
「嘘ついてたのね」
「いや、見栄張りたかったし、見放されて捨てられたくなかったんだよ! 誰も貧乏と結婚なんてしたくないだろ! 実があんなボロだとバレたら振られるって、目に見えてるじゃないか!」
メグミは静かに腕を組んだ。
「まあ、父は結婚に反対してるわね」
「ほらな!」
「でも、それは実を見たからじゃない」
メグミは徹な差しでリュウタを射抜いた。
「番の理由は、あなたが嘘をついたから。……私にいくつ嘘をついたの?」
リュウタは必にを振った。
「もう嘘はないよ!」
「本当に? 今のうちに言った方がいいんじゃない? 興信所を雇ってあなたの素性を徹底に調べるって父が言ってたから」
リュウタの顔が瞬で凍りついた。
「え……何で?」
「嘘つかれて信用できなくなったからよ。両親もショックを受けてるの」
リュウタは逆ギレするように声を荒らげた。
「何だよ! やっぱり貧乏とは結婚したくないっていうのか!? おも両親も貧乏を見してるんだな!」
メグミはややかに首を横に振った。
「そういう問題じゃないでしょ。番の問題は、あなたが嘘をついて私と結婚しようとしたことよ。
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結婚する相に対して誠がないのよ。両親はもうあなたのこと信用ならない物だと言ってる。それは私も同じよ」
「ちょっと待ってくれよ! こんなことで……!」
「嘘で済ませられる精神が理解できないの。信用を取り戻したいとってるなら、まず本当のことを言ってよ。あなたの素性について、ちゃんと事実を話して。今ここで嘘ついても、どうせいずればれるわよ」
リュウタはガタガタと震えし、観したように線を落とした。
「……分かったよ。事実を話すよ」
リュウタは絞りすような声で真実を語り始めた。
「俺の両親はずっと町を経営してた。でもに倒産して、そのせいでがは借だらけになったんだよ。それで……毎の取りてがに来るんだ」
メグミは眉をかさずに聞いた。
「だから両親は、俺になんとしてでも逆玉の輿に乗れって言うんだ。そのために段を選ぶなって……会ったに両親の様子もおかしかっただろ?」
「そうね。なんか落ち着かない様子だったね」
「顔わせのはスタジオを配することになってたから、予定が崩れてまずいことになったって焦ってたんだよ。なんとかだけは良くしようとしてたけどな」
「なるほどね」
リュウタはメグミのを握ろうとを乗りした。
「俺は両親に従っただけなんだよ! 本当はメグミに嘘なんかつきたくなかった! メグミ、話にてくれ、頼む!」