"没落夫と偽りのお嬢様が堕ちた地獄" 第23話
「嘘つけ! から気にわなかったんだよ、俺より稼いでるからって偉そうにしやがって! でも俺の収入はこれからどんどんがるんだ。これからは偉そうにすんじゃねえぞ!」
ヨシヒコは捨て台を残して寝へ消えた。
翌週の週末、ヨシヒコが方に決めた「夫婦旅」の当。朝起きてのを探してもマリナの姿がなく、ヨシヒコは激昂して話をかけた。
「おい、お今どこにいる!? 族旅をドタキャンしたな! 母さんブチ切れてるぞ!」
話の向こうのマリナの声は、驚くほど静だった。
『何の話?』
「とぼけんな! 今から族旅だっていうのにどっかったらしく、今すぐ帰ってこい!」
『ああ、あなたが方に取り決めた族旅のこと? いきなりを取れって言われて、仕事を調節するのが変だったわ。でも、旅は予定通りにいてるよ』
ヨシヒコは混乱した。
「はあ!?」
『ちゃんと発したもん』
「嘘つくな!」
『本当だって。今、お母さんと旅だけど。ほらね、予定通りでしょ?』
ヨシヒコはを疑った。
「え……母さんと!?」
『そうだよ。今、こので私の隣にいるんだよ。お母さんが私にってるって……何でそんな嘘つくの?』
「いや、どうなってんだよ……何で母さんが……」
『お母さんが朝くで迎えに来てくれたの』
ヨシヒコはや汗を流した。
「ちょっと待って、マジで!? どういうことだ……」
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『何揺してるわけ?』
「いや、だってさ……」
マリナのたい笑い声が響いた。
『ああ、そっか。本当に旅しちゃったから驚いてるんだ。あなたは旅なんてする気はなくて、私を困らせたかっただけだもんね』
「え……」
『ってるよ。だって見ちゃったもん、あんたの記帳』
ヨシヒコは息を呑んだ。
『旅だと偽って私を連れして、奥に置いていくつもりだったんでしょ? 私を泣かせたかったんだよね』
「はあ!? の記を勝に見たのか!?」
『いたままで置いておくのが悪いよ』
「え……いたまま置いてた!? いつ!?」
『週くらいだったかな』
「ぐっ……」
『最初は私への悪から始まってて、何これとって読んだら、私への嫌がらせ計画がいてあったんだよ。この言い争いしたの仕返しなんだってね。いいしたが、よくこんなくだらないこと考えるわよね』
ヨシヒコはき直るように鳴った。
「くだらないって何だよ!」
『だってそうでしょ! そもそもヨシヒコのおの使い方に問題があって勃発した論なのにさ。注されただけで逆ギレしてきて、挙句の果てにこんな嫌がらせを企てるなんて、アホくさくてくだらないよ!』
「うるせえ! 俺のをどう使おうが俺の勝だろ!」
『何偉そうに子供みたいな言い訳してんの!? おはあなただけのものじゃありません! 夫婦の共財産だって法律で決まってるんだから! それにうちは共働きでしょ? 仕事しかしてないくせに、何でそんな偉そうなのよ!』
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「仕事してれば分だろ!」
『仕事しかできないもんね! 仕事以できることないもんね! 共働きなんだから事は平等に分担するべきなのに、私より負担はずっと軽いくせに偉そうにすんなって言ってんの!』
そこへ、通話から厳格な女性の声が割り込んできた。
『ヨシヒコ、母さんよ』
ヨシヒコは背筋を凍りつかせた。
「か、母さん……体どういうことだよ! 何で嫁とで旅してんだ!?」
『マリナさんから聞いたからよ! あんたに嫌がらせされそうになってるって! 奥に置いていくなんて言語断よ! あんたがマリナさんに危害を加えないように、私が連れしたの。どこにいるかは教えないわよ』
ヨシヒコは必に取り繕った。
「な、何だよそれ! 危害なんか加えないよ! それにほら、ちゃんと回収するつもりだったし! くらいで嫁が反省するとったから、ほどほどにして迎えにくつもりだったんだよ!」
義母の号が話を震わせた。
『そのに何かあったらどうするつもりだったの!? 奥なんて何が起こるか分からないんだからね! 事故に遭ったり、野物に襲われたり、通りかかった異常者に危害を加えられる能性だってあるのよ! 何でそんなことも分からないの!?』
「た、たっただよ! トラブルに巻き込まれる能性なんてあるわけない!」
義母は酷に言い放った。