"没落夫と偽りのお嬢様が堕ちた地獄" 第18話
「私のことな女だとうかもしれないけど、介護は本当に嫌なの」
「介護って本当に変だって言うもんな」
ナオトはパソコンを閉じ、妻ののに自分のをねた。
「もし母さんが介護になったら、施設に入れてプロにお願いするようにしよう。その方がお互い幸せだとうからな」
アミはホッとしたように胸を撫でろした。
「それを聞いてしたよ。ナオトが妻の見を尊してくれるでよかった。結構男のにはいるじゃん、親の介護は嫁の役目だとってる勘違いなやつ」
「そう言ってもらえて嬉しいよ」
アミは満げに笑みを浮かべた。
「顔はイケメンだし、おもいっぱい稼いでくれるし、何よりこうやって妻に優しいし。こんな優良物件、なかなかいないよね」
「そうか? その割には今までそこまでモテたことないんだけどな」
「ナオトの周りにいる女たちが見る目なかっただけだよ。ま、そのおかげで私がナオトと結婚できたんだけどね」
穏やかな常が続いていたあるの夕方、ナオトのスマートフォンがけたたましく鳴り響いた。画面を見たナオトの顔が変する。
「ごめん、今LINE見た……お母さんが脳梗塞で病院に運ばれたって」
アミは驚いてちがった。
「そうなんだ……」
「買い物に倒れたらしい。じゃなかったのが幸の幸いだったかも。
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ので倒れたら、すぐに救急を呼んでもらえなかっただろうしな」
「それで、容態はどう?」
ナオトは急いで着を羽織った。
「まだ術だから何とも……ひとまず妹が先に駆けつけてくれててさ、俺も夜のを予約したからってくるよ」
「そっか……脳梗塞ってさ、遺症もいって聞くよね。命は助かっても寝たきりになったりさ。お母さん丈夫かな?」
「今は、そんなことにならないことを願うしかない」
「うん、無事だといいね。お母さんあんなに元気だったのにね」
ナオトは申し訳なさそうにをげた。
「ごめんな、配かけちゃって」
「いいって! とりあえずお母さんの容態が分かったらすぐ教えてね。私も覚悟だけはしておくから」
数、実から戻ったナオトは、疲弊した顔でリビングのアミのに座った。
「アミ、ごめん。母さんのことで相談したいことがあるんだけど」
アミは警戒するようにを引いた。
「……何?」
「脳梗塞で倒れてから、母さんは介護になっちゃっただろ。今は訪問介護を使ったり、暮らしの妹が実通って世話してくれてるけど、やっぱり勉学と介護の両は厳しいらしいんだよ。あいつまだ専学だから、これ以負担をかけたくないんだ」
「それで?」
ナオトはくをげた。
「母さんを、うちで介護しようとうんだ。もちろん、介護は主に俺がやろうとってる。
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会社に相談したらテレワークにしてもらえそうなんだ。それに必だったら、勤務にもしてもらえるって」
アミは眉をひそめた。
「同居か……」
「アミが同居も介護もしたくないってスタンスなのは、よく分かってるよ。だから俺も妹とおを貯めて、将来は母親を施設に入れようとってたんだ。でも、まさかこんなにくそのが来るなんてってなくてさ。施設はくて今の貯じゃりないし、妹はまだ学だ。約束を破る形になっちゃって本当に申し訳ないけど、俺が引き取って介護するしかないんだよ」
アミはしばし考え込んだあと、ふっと柔らかな笑みを浮かべた。
「……うん、いいよ。お母さん、うちに連れてきて緒に暮らそう」
ナオトは驚きのあまり目を見いた。
「本当にいいの!? あんなに嫌がってたのに……」
アミは優しげにナオトの肩を叩いた。
「だってさ、仕方ないじゃん。私もとかの話だとってたの。緊急事態みたいなものなんだから、私だって臨応変に対応するわよ。ここでお母さんを切り捨てようとするほど、私だってじゃないわ。第、あなたのたったの母親だしね」
ナオトの目に涙が浮かんだ。
「アミ、本当にありがとう……! なんてお礼を言ったらいいか。本当に謝してるよ。できるだけアミには迷惑かけないようにするから!」
「うん、まあ協力して頑張ろうよ」
アミは差し指をてて付けした。