"「中卒は留守番してろ」と空港に置き去りにされた私" 第3話
《卒は留守番してろ。おがいないほうが話がい》
「この直、私の航空券は法予約端末から取り消されています。これも冗談ですか」
「部を落ち着かせるための言葉だ。本が勝に失敗しただけで、私には関係ない」
澪が図すると、本は録音を再した。
『野の航空券だけ取り消せ。の朝になったら、発券の操作ミスだったと説しろ』
続いて、拒めば事評価を最にするという内の声がロビーへ流れた。内は携帯を奪おうとしたが、篠原と男性社員が本のにち、を空けなかった。
「を切り取った音声だ。正式な証拠になるものか」
「完全な音声は8分12秒あります。取消刻、操作ID、あなたのLINEと緒に、すでに会社へ提しました」
冴子は支配へ目を向け、それから内へ告げた。
「都トラベル様の察は予定どおり受け入れます。ただし、内様の参加はお断りいたします」
「宿泊予約はある。客を追いすのか」
「これは般宿泊ではなく、審査制のモニター察です。責任者の移を妨害し、当館で社員とスタッフを威圧する方を、参加者として認めることはできません」
社員たちは次々に、空港で篠原を脅したことも会社へ証言すると表した。方が1もいないとった内は、こんな田舎旅館はこちらから願いげだと言い捨て、1で玄関をていった。
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その夜、駅のビジネスホテルへ入った内は、社、事部、コンプライアンス担当へ報告を送った。澪が自分の航空券を管理できず、実の旅館を使って司を当に排除したという内容だった。
「先に報告した方が勝ちだ」
内は送信画面を見て笑った。
だが同じ受信箱には、その3に澪から届いた録音、取消記録、LINEの画像がすでに保されていた。
第5話 止めのLINE
内がったあと、祥館の察は予定より2遅れて始まった。
澪は空港での来事に触れず、客の線、料理の提供順序、域事業者との連携を説した。量送客を提にせず、12組に絞って滞全体の価値をめる。その図を聞いた社員たちは、澪が母親の力で察を取ったのではなく、現をる企画者として認められたのだと理解した。
夕、は会議へ集まった。机に置かれているのは察資料ではなく、空港とロビーで起きたことを記録するための用だった。
「内部を辞めさせるために話をきくする必はありません。見たことと聞いたことだけをいて、分からない部分は分からないと記載してください」
澪が伝えると、篠原は空港で担当をすと脅された経緯をき、本は録音の原本と取消画面を会社指定の保先へ提した。
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証言は今回の航空券だけでは終わらなかった。部の企画から作成者名を消したこと、異議を唱えた社員を希望業務からしたこと、残業申請を取りげさせたこと。同じような経験が次々に語られた。
「みんな、自分だけが狙われているとっていたんだね」
篠原の言葉どおり、内は社員を1ずつ呼びし、互いの事が見えない所で脅していた。
その、全員の社用携帯がほぼ同に鳴った。内から企画部のグループチャットへ、研修の来事を社内で話すことを禁じ、澪に同調した者は業務命令違反として処分するというメッセージが届いたのだ。
本の端末には、さらに個別のLINEが届いた。
《録音を削除しろ。今なら空港での配ミスだけで済ませてやる》
本は青ざめたが、篠原は画面を見て呆れたように息を吐いた。
「また自分で証拠を増やしてる」
澪は全員へ返信しないよう求め、送信者と受信刻が分かる状態で画面を保した。まもなくコンプライアンス責任者から、録音と予約システムの履歴を保全したという連絡が入る。
祥館も、取引先として正式な抗議を会社へ提した。察責任者の移が図に妨害され、館内で社員とスタッフが威圧されたことについて回答を求める内容だった。
研修を終えて京へ戻ると、全員の予定表にしい会議が登録されていた。
曜9、役員会議。
席者には、澪たち4だけでなく、社、事部、コンプライアンス責任者、そして祥館の女将・冴子の名も並んでいた。