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"席次表から消された母" 第10話

にいて当然。

病気なら。

支えて当然。

また。

役割に戻ってしまう。

「私は、自分でやることを選びたい」

は初めて。

し理解したような顔をした。

別居

術を受けた。

奈津子は当

病院へった。

亮も来た。

真理子は来なかった。

当たりだった。

術は無事に終わった。

奈津子は退院事を何分か凍して届けた。

「帰ってくる気はないのか」

が聞いた。

「今はない」

「俺、変わるから」

「何に?」

夫は困った顔をした。

奈津子は責めるつもりはなかった。

「変わるって、何を変えるのか分からないまま言わない方がいいよ」

は黙った。

それから。

しずつ。

夫はを変え始めた。

真理子へ。

いた。

謝罪。

言い訳もあった。

でも。

には。

《亮に会わせなかったのは、あなたが母親として適格だったからだけではありません。自分が責められたくなかったからです》

いた。

真理子は。

すぐには返事をしなかった。

1ヶ

だけ届いた。

《謝罪は受け取りました》

《許せるかどうかは、まだ分かりません》

それでいいのだと。

奈津子はった。

亮も。

真理子と度くらい会うようになった。

最初はだけでは話が続かず。

緒だった。

幼い頃の話。

仕事。

好きなべ物。

親子なのに。

らないことばかりだった。

でも。

それを恥じる必はない。

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今からればいい。

ある

亮が奈津子の部へ来た。

「相談したいことがある」

「何?」

「養子縁組」

奈津子のが止まった。

「俺、母さんとちゃんと法律も親子になれないか相談してみたい」

奈津子はすぐにはべなかった。

「真理子さんは?」

亮がし笑った。

「母さん、またそれ?」

「だって」

「俺、どっちか選ぶつもりないよ」

奈津子は黙った。

「真理子さんにも話した」

「何て?」

「最初、泣かれた」

奈津子の胸が痛んだ。

「ほら」

「違うよ」

亮は笑った。

「嬉しくてだって」

真理子は言ったという。

《奈津子さんとの親子関係を、私のために曖昧にする必はない》

そして。

《ただ、私のこともして》

と笑った。

「専に相談して、どういう形が番いいか決める」

亮は言った。

「母さんも考えて」

奈津子は。

頷いた。

「うん」

「嫌?」

「逆」

奈津子はし笑った。

「嬉しいから、ちゃんと考えたい」

その夜。

になった部で。

奈津子は。

25の真理子のをもう度読んだ。

《亮が私に会いたいと言った、その気持ちだけは止めないでください》

あの

このが届いていれば。

は違っただろう。

でも。

届かなかったも。

消すことはできない。

そして。

そので。

奈津子と亮が族だったことも。

消えない。

奈津子と雅が正式に婚したのは、別居から9ヶだった。

きな争いにはならなかった。

財産分与。

居。

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保険。

なことをつずつ理した。

は最まで、

「本当にこれでいいのか」

と聞いた。

奈津子は。

「うん」

と答えた。

25が。

全部嘘だったとはわない。

していた期もある。

今でも嫌いになったわけではない。

病気になれば配する。

幸せでいてほしいともう。

でも。

それと。

夫婦を続けることは。

同じではなかった。

「俺、奈津子に甘えてたんだな」

続きを終えた帰り。

が言った。

奈津子はし考えた。

「そうだとう」

「否定しないんだ」

「今さらでしょう」

は笑った。

久しぶりに。

夫婦ではなく。

ただ緒にきた同士の笑いだった。

それから3ヶ

亮から連絡が来た。

「母さん、今度の空いてる?」

「空いてるけど」

「役所こう」

奈津子は何のことか分かった。

なことを専へ相談し。

亮自が何度も考えた末。

は法律の親子関係についても続きをめることにした。

奈津子は最まで。

「本当にいいの?」

と聞いた。

亮は呆れた。

「25育てといて、今さら確認すぎ」

事なことだから」

「俺が決めたんだよ」

その言葉に。

奈津子は笑った。

「じゃあ、分かった」

続きを終えた

特別なことはしなかった。

帰りにで蕎麦をべた。

亮は盛り。

奈津子は普通盛り。

「何か変わった?」

奈津子が聞く。

亮は蕎麦をすすりながら答えた。

「別に」

「そう」

「だって昨も母さんだったし」

奈津子は。

しだけ泣いた。

「蕎麦べながら泣くなよ」

「うるさい」

亮と結居へ。

結婚式のアルバムが届いた。

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