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"退職届を出した夫が、最後の会議で暴いた妻社長の嘘" 第6話

私は窓へ映る自分を見ながら頼んだ。

「私の履歴を送ってくれないか。できれば、すぐに」

島はし黙り、事を尋ねた。

「今の会社では、かなり泰だっただろう。何があった?」

私は窓ガラスから目をそらした。

「今、退職届をした」

島はく息を吐き、翌朝1番に先方へ持っていくと約束した。

私が礼を言うと、彼はくさいことを言うなと笑い、話を切った。

その、美穂から話しう必があるというメッセージが届いた。

私は承し、スマートフォンの源を切った。

彼女の目は対話ではなく、私がどこまでっているかを確かめることだとっていた。

私は古い端末をパソコンへつなぎ、復元された全データを調べ始めた。

音声ファイルは50件以あった。

1番古い録音は、田が入社して3週ほど過ぎた頃のものだった。

美穂がしい秘は優秀だと褒めると、田は社の役につのは当然だと親しげに答えていた。

美穂はがうまいと笑っていた。

私は録音の付と刻をノートへき、次のファイルを順番にいた。

その頃には、すでに司と部だけではない親密さが声に表れていた。

11かの2323分には、田が私がいついなくなるのかと尋ねていた。

美穂は、もうし待ってほしいと答えていた。

3の2340分には、自分から退職するよう仕向ければ堂々と付きえると提案していた。

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さらに1か、田は私が美穂のスマートフォンを確認しないのかと聞いていた。

美穂は田から信頼されているのかと聞かれたを置いて、「信用ではなく、忙しいだけ」と答えていた。

それは信頼ではなかった。

私が関の病院を回り、会社のために働いていたを、彼女たちは隠し事へ利用していた。

私はメッセージ履歴も確認した。

そこには、美穂が田を注する文章が残っていた。

「私のアカウントを使って、顧客リストを力しないで。発覚すれば、お互いに終わるわ」

は、ログイン履歴を消したから丈夫だと返していた。

返事はほとんどを置かずに届いていた。

美穂は、システム管理部のバックグラウンドには記録が残ると指摘した。

が削除を頼むと、10分に美穂が返信していた。

「今回だけよ」

伊藤が確認した記録と照らしわせると、事実は確だった。

先週の233分、28階の端末から、美穂の最権限アカウントが使われていた。

その操作によって、関エリアの顧客報7300件と、今度の購買予定表が力されていた。

が勝ったとしても、美穂は事実をり、自分の権限で記録を消していた。

私は2つのチャット画面とシステム記録を並べ、同じ操作を示していることを確認した。

画面を保するたびに、ファイル名へ付と刻を付けた。

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私は音声、メッセージ画面、接続記録を保し、黒いUSBメモリへコピーした。

コピーの完表示がるまで待ち、USBメモリを抜かずに内容をき直した。

さらに自分のメールアドレスへ送り、別の所にもバックアップを残した。

作業を終えると、パソコンへ着メールが届いた。

件名は、美穂のグループ副社に伴う公審査会議のおらせだった。

催は112315所は本社ビル28階の第1会議だった。

私は席確認のボタンを押した。

画面には、席を受け付けたという表示がた。

島から、転職先との面接も翌15に決まったと連絡が来た。

私は話をかけ、を変更できないかと頼んだ。

島は理由を尋ねた。

「面接より切な用事とは、何だ?」

私は机ののUSBメモリを見つめた。

婚だ」

島は事を聞かず、先方と程を調すると答えた。

私は通話を終え、翌の会議で録音を再すると決めた。

それからも私は眠らず、音声のと会話の内容をノートへき写した。

録音が途で切れていないことを確かめ、メッセージの刻と接続記録を照した。

430分、カーテンの隙から入るで、空がみ始めたことに気づいた。

私は台所でインスタントコーヒーを作り、パソコンのへ戻った。

古いスマートフォンへイヤホンを挿し、田が退職を仕向けるよう提案した部分をもう1度聞いた。

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