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"DNA鑑定が暴いた元夫の大きな間違い" 第2話

私の好きなべ物や苦材を事にさりげなくリサーチし、落ち着いて話ができる雰囲気の良いおを予約してくれていた。事を終えて帰宅した直には、必ずと言っていいほど丁寧なメッセージが届いた。

『今はありがとうございました。リサさんと過ごせて本当に楽しかったです。またでどこかにけたら嬉しいです』

画面越しに伝わってくる彼の誠実で温かな柄に、私が惹かれていくのにはかからなかった。

の仕事終わりの事だけでなく、休にもかけるようになってからし経った頃、並を歩いている最に彼がち止まり、真剣な差しで「付きってください」と告してくれた。胸が鳴り、から嬉しかったのを今でも鮮に覚えている。

交際がむにつれて、彼からの私の呼び方は変化していった。最初は畏まった「園田さん」という苗字呼びだったものが、「リサさん」という名呼びになり、やがて親を込めた「リサ」へと落ち着いていった。同様に私も、最初は「野さん」と呼んでいたものを「ただしさん」に変え、最終には親しみを込めて「ただし」と呼ぶようになった。呼び名が変わるたびにの距が縮まっていくのを実し、私は幸せに胸を躍らせていた。

そして、穏やかな交際が始まって数が過ぎた記の夜。

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夜景の見えるレストランで、彼はポケットからさな箱を取りし、私の目をまっすぐに見つめて言った。

「この先のも、リサと緒に支えいながら歩んでいきたい。俺と結婚してください」

その誠実なプロポーズに、私が首を縦に振らないはずがなかった。私はびに涙を浮かべながら頷き、こうして私は園田リサから、野リサになったのである。

正直に言って、ただしとの活は、最初のうちは絵に描いたような幸せそのものだった。

「うん! やっぱりリサの料理は最だな。いつも美しいご飯を作ってくれてありがとう」

卓に彼の好物であるハンバーグや肉じゃがを並べると、彼は顔を綻ばせ、破顔という言葉がぴったりの満面の笑みを浮かべて褒めてくれた。

「仕事で忙しい事までこなしてくれて本当に謝してるよ。俺、リサと結婚できて本当に良かった」

彼は常の些細なことでも、そうやって言葉にして謝を伝えてくれた。共働きであったため、彼は決して事を私に丸投げするようなことはせず、率先して皿洗いや洗濯物の取り込みを伝ってくれた。そんな夫の姿勢に、私もまた謝のを抱かずにはいられなかった。

また、彼だけでなく、義母もまた非常に温で優しい物に見えていた。義実へ遊びにった際や、義母が私たちの居にち寄った際、顔をわせるたびに義母は私のを優しく包み込み、柔らかな笑みを向けてくれたものだ。

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「こんなに素敵な子がお嫁に来てくれて、私、本当に嬉しいわ。ただしとリサさんなら、きっと温かくて素敵な庭を築けるに違いないわね」

義母からそんなお墨付きをもらうたび、私は胸を撫でろし、幸せを噛み締めていた。義母の言葉通り、穏やかで笑顔の絶えない庭を築いていけたらいいなと願っていた。子供がまれたら、面倒見のいいただしはきっと誰よりも子煩悩で優しい父親になるだろう。そんなし先の未来への希望を、私はごとに膨らませていた。

それと同に、ただしのあの細やかな気配りや穏やかさは、きっとこの優しい義母から受け継いだものなのだろう、血の繋がりをじさせる素敵な親子だな、と微笑ましくっていたのだ。

だが、当の私はまだる由もなかった。彼らが見せていたその優しい姿が、すべて氷のに成りった紛い物に過ぎなかったということを。穏やかだった常が、あるを境に音をてて崩れり、変してしまうという現実を。

平穏な々に変化が訪れたきっかけは、私の妊娠だった。

結婚活がほど過ぎた頃、待ち望んでいた第子を授かったことが判した。病院からの帰り、逸る気持ちを抑えながら夫に妊娠の検査結果を伝えると、ただしは目を見き、両を広げてねるようにしてんでくれた。

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