"嫁に奪われた最後の400万円" 第8話
「能な範囲で、輔が当然に受け取れるとっている形を変えたいんです」
私は佐藤先へ頼みました。
「私がきているに、自分と広の活へ使います。必なら寄付も考えます」
「分かりました。ただし法定相続や遺留分などがあります。そこは正確に理したで設計しましょう」
「お願いします」
私は、勢いで「1円も残さない」とっていました。
しかし専の説を聞くうちに、復讐のためだけに法律を使うのは違うともじ始めました。
切なのは、輔を困らせることではありません。
私の財産は私ののためにある。
その原則を取り戻すことでした。
午、広からまた連絡がありました。
《今、会えないか》
今度は断りませんでした。
私たちは座からしれた静かな喫茶で向かいいました。
広は晩で老けたように見えました。
「美佐子」
「何?」
「昨は、本当にすまなかった」
私は黙っていました。
「輔たちが旅から君をすとったのは、だった」
「それで?」
「止めようとはった」
「でも止めなかった」
「……ああ」
広は俯きました。
「美が『もう予約も変えたから』と言って、輔も『母さんなららない』って。俺も……そのを荒てたくなくて」
私はわず笑いました。
「私が傷つくより、そのが荒れる方が嫌だったのね」
広は答えられません。
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「あなたは昔からそうだった」
「……」
「輔が私におを頼むも、あなたは止めなかった。美が私を馬鹿にしても、聞こえないふりをした」
「悪かった」
「優しいだとってた」
私は夫の顔を見ました。
「でも、誰にも嫌われたくないだったのね」
広の目に涙が浮かびました。
私はそこで、すぐに婚を切りす気にはなりませんでした。
夫婦として過ごしたまで、昨1で全て消すことはできない。
ただ、元通りにも戻れません。
「しばらく距を置きたい」
「分かった」
「輔とのことも、私に任せて」
「分かった」
広は何度も頷きました。
そのの夜、輔から初めて謝罪らしいメッセージが届きました。
《母さん、ごめん》
続けて。
《俺が悪かった》
私は画面を閉じました。
謝罪が旅を失ったにてきたことが、今の私にはよく分かっていました。
旅の件から1週ほど経つと、輔たちの活にも現実な響が始めました。
今まで私が負担していたものが、全て止まったのです。
孫への額な贈り物。
季節ごとの援助。
輔から「しりない」と言われたに渡していた活費。
私は切やめました。
それは仕返しというより、本来あるべき状態へ戻しただけです。
35歳を過ぎた息子夫婦が、自分たちの収入で自分たちの庭を運営する。
当然のことでした。
ところが輔たちにとっては、その当然が像以に厳しかったようです。
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《母さん、今ちょっと厳しくて》
旅から10、輔からメッセージが届きました。
《孫の習い事の支払いがなったんだ》
私は返信しました。
《自分たちで考えてください》
すぐに話がかかってきました。
今度はました。
「母さん、まだってるの?」
「っているかどうかは関係ないわ」
「じゃあ、しくらい助けてよ」
「あなたは私を何と呼んだ?」
話の向こうが静まりました。
「ヅルはもう用済みだったでしょう?」
「それは……美が言ったことで」
「あなたも笑っていたわ」
「ごめんって言ってるじゃん」
「謝れば、またおがてくるとってる?」
輔は返事をしませんでした。
「私はあなたを育てる責任を果たした。学にもかせた。結婚するにも分援助した」
「でも族だろ」
「そうね。だからこそ、おがないと維持できない関係ならおかしいとうの」
私はそれだけ言って話を切りました。
その、美からも連絡が来ました。
最初は謝罪でした。
《お義母さん、あのは本当にすみませんでした》
しかし数往復もしないうちに、本音が見えました。
《子供には関係ないので、孫への支援までやめるのは違うといます》
私は返しました。
《孫をしていることと、あなたたちの活費を負担することは別です》
それ以、返信はありませんでした。
美の母親からも連絡がありました。
彼女は話で何度も謝りました。
「私、本当にらなかったんです」
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