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"濡れた水泳帽、7年後に暴かれた母の真実" 第6話

は黙った。

辺健康ネットの職員が自宅へ来たことがあった。

庭介護者向けの無料支援制度だと説され、修は何枚かの申請へ署名した。

記入欄の部は空だった。

「忙しかったから、で向こうがくと言ってた」

「誰が来たの?」

「森川さんだったとう」

森川は族の同を得た形にするため、空類へ署名させていた。

は内容を確認しなかった。

介護のことは真理子が管理しているとっていたからだ。

「お母さんはってたの?」

らないよ」

「でも、おばあちゃんの名を使う類に、お父さんがサインした」

「そんなことになるとはわなかった」

美咲は父を見た。

で何か問題が起きるたび、父は同じことを言った。

らなかった。

妻に任せていた。

そんなつもりではなかった。

その結果を引き受けるのは、いつも母だった。

警察は、辺健康ネットの旧事務所を調べた。

すでに別の団体が使用していたが、倉庫に古い段ボール箱が残されていた。

から、度の参加者覧と請求の控えが見つかった。

数がほど、への請求額も増えている。

その類の枚に、赤いボールペンで印が付けられていた。

原佳代 削除予定】

横にさく、

【真理子対応】

かれている。

母が問題に気づいたことを、森川はっていた。

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さらに、失踪当朝、管理のパソコンから参加者名簿がかれている。

分。

分。

分。

回。

の操作では、分の席履歴が削除されていた。

母が森川と話していただった。

佐伯恵理は、度目の事聴取でい封筒について話した。

「真理子さんは、管理で森川さんに見せていました」

「何が入っていましたか」

席簿のコピーと、役所から届いたです」

は何を話していましたか」

「真理子さんが、役所へくと言いました」

森川は、補助がなくなれば泳会も介護者向けの活も終わると説した。

しくらい数を増やさなければ、こういう所は残せない」

そう言ったという。

真理子は答えた。

「誰かを助けるためなら、本の名を勝に使っていいんですか」

恵理は管理にいた。

すべて聞こえていた。

「その、どうなりましたか」

浦が尋ねた。

恵理の指が震え始めた。

「森川さんが、封筒を返してくれと言いました」

「真理子さんは?」

「断りました」

「それから?」

恵理は目を閉じた。

で廊ました」

「どちらへ?」

「サービス階段です」

美咲は、の違う壁をした。

がぶつかったため塗り直したと記録された所。

「母は、そこで何があったんですか」

恵理は答えようとした。

だが声がなかった。

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しばらくして、ようやく言だけにした。

「落ちたんです」

母はへ落ちたのではなかった。

游泳馆のにある、誰も探さなかった階段から落ちていた。

 

佐伯恵理が最まで話す決をしたのは、母が落ちた所へ警察と緒にっただった。

改修事のため、サービス階段には仮設の照が取り付けられていた。

コンクリートの段差。

すり。

で折れ曲がる踊り

に塗り直された壁だけが、周囲よりく浮いている。

「真理子さんは、ここに倒れていました」

恵理は踊りを指した。

美咲は階段のっていた。

母がどのように落ちたのか、像しないようにした。

それでも線は、踊りかられなかった。

「森川さんが押したんですか」

美咲が尋ねた。

「違います」

恵理は首を振った。

「封筒を取りっていました」

森川は管理た真理子を追い、階段ので腕をつかんだ。

真理子はい封筒を胸に抱えたまま、

役所へきます」

と繰り返した。

森川は、

「話せば分かる」

と言って封筒を引いた。

真理子もさなかった。

封筒の端が破れ、類が廊へ散った。

真理子はがった。

踵が階段の縁かられた。

「森川さんは、突きばしていません」

恵理は言った。

「でも、さなかったんです。真理子さんが落ちる直まで」

真理子の体はすりへぶつかり、そのまま踊りへ落ちた。

が壁に当たる音がした。

森川は階段のけなくなった。

恵理が先に駆けりた。

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