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"濡れた水泳帽、7年後に暴かれた母の真実" 第5話

「真理子さんは、泳ぐために来たんじゃありませんでした」

母はあの朝、最初から別の目で游泳馆へ来ていた。

そしてのうちなくともは、

母がに入っていないとりながら、

、濡れたの話を繰り返していた。

 

恵理が話した「名簿」は、泳会の参加者名簿ではなかった。

辺健康ネットがから委託されていた、

【介護予防

席簿だった。

齢者や庭介護者を対象に、軽いや体操をう事業。

は、登録者数と参加回数に応じて補助を支していた。

母が失踪した度、辺健康ネットには約百万円が支払われている。

森川は、

「施設の維持費と講師費用でほとんど残らない」

と説していた。

だが再調査で、登録者のに参加能なが含まれていることが分かった。

期入院齢者。

すでに県へ転居した

寝たきりでできない

そのに、原佳代の名もあった。

原佳代 歳】

【参加回数 回】

美咲は覧表を見たまま言葉を失った。

祖母は当い距なら歩器を使えた。

だがで着替えることはできない。

着を着せ、游泳馆まで連れていき、へ参加させるなど能だった。

度もっていません」

美咲は言った。

「母が連れていったこともない」

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席簿には、佳代の署名まで残っていた。

震えた跡で、

原佳代】

かれている。

だが佳代は、自分の名くことがほとんどできなくなっていた。

母が代するは、必ず、

【代 原真理子】

と添えていた。

この署名には、それがない。

「父がいた能性は?」

浦が尋ねた。

美咲は首を振った。

「父の字でもありません」

の押し入れから、役所が送った古い封筒が見つかった。

母の失踪、修が確認せずに保管していたものだった。

には、の満度調査が入っていた。

【今度、回ご参加いただきました】

【体力や活に変化はありましたか】

封筒には、真理子が鉛いたメモが残っていた。

【佳代さんは度も参加していない】

【森川さんに確認する】

【ほかのも?】

母は政の誤記だとい、游泳馆へ問いわせた。

その役所へ参加記録の示を求めていた。

失踪の、担当職員と話で話した記録も残っている。

に資料を持って相談へきたい」

母はそう伝えていた。

失踪しただった。

母の机の引きしから、い封筒の切れ端が見つかった。

封筒そのものはない。

だが内側に、複写した席簿の部が貼りついていた。

原佳代】

そのには、別の参加者名が並んでいる。

警察が調べると、うちは当すでに介護施設へ入所していた。

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を極端に怖がり、游泳馆へったことがないと族が証言した。

それでも席簿では、毎回か回参加している。

「森川さんだけで作った名簿ですか」

美咲が尋ねた。

「游泳馆側の確認印が必でした」

印を管理していたのが、运营负责の野々だった。

野々は現、県のスポーツ施設で勤務している。

警察の事聴取に対し、

「参加数を細かく確認していなかった」

と答えた。

だが辺健康ネットから、野々座へ定期な振り込みがあった。

名目は、

朝施設管理協力費】

公式の契約には記載されていない支払いだった。

「母は、このことを森川さんに確認しようとしたんですね」

「そう考えられます」

「どうして警察へ直接かなかったんですか」

恵理の証言によれば、真理子は最初から事にするつもりではなかった。

名簿が違っているなら修正してほしい。

佳代の名を削除してほしい。

ほかの齢者の報も、本族の許なく使わないでほしい。

それだけを伝えるつもりだった。

森川が正直に説し、記録を直すなら、役所へかないとも話していた。

母は最まで、相に戻る会を与えようとしていた。

美咲は父へ席簿を見せた。

は佳代の署名を見て、眉をひそめた。

「俺はらない」

「お父さん、何か類にサインしてない?」

「介護関係の類なら、何度か」

を読んだ?」

「お母さんに頼まれて」

「本当にお母さん?」

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