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母の命日と550万円の披露宴

母の命日と550万円の披露宴

楓の記録係 完結 704

母を亡くしたその朝。 義母・美子から、信じられない電話がかかってきた。 「今すぐ結婚式に来なさい。来ないなら離婚よ」 母の死を悼むどころか、義妹の結婚式と30万円のご祝儀を優先しろという義家族。 夫・勝明まで、 「生きている人間の方が大事だろ」 と言い放った。 私は静かに答えた。 「では、離婚でお願いします」 そして私は、自分の信用で適用されていた高級ホテルの特別優待と個人保証を解除する。 その2時間後―― 116万円だった結婚式費用は、一気に550万円へ。 払えない義家族の前で披露宴は崩壊し、さらに新郎からも婚約破棄を突きつけられる。 だが彼らの暴走は、それで終わらなかった。 母の葬儀にまで押しかけた元夫たちが迎える、決定的な結末とは――。

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